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Channel: 平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図
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平御幸のデッサン講座〜第7回 センスの嘘

 絵を描くことに尻込みする人の大半は、自分には絵心がないと信じています。別の言葉では美術的センスです。しかし、僕はこの言葉は嘘だと思っています。なぜかと言うと、僕が浪人して新美に入った時に、武田先生から「色感が悪い」とか「感覚がない」とか言われ、日本画の16人中の最下位も何度もあったからです。...

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平御幸のデッサン講座〜第8回 グレーと灰色

 初心者のデッサンは、階調表現が出来ないので、コントラストの強いギラギラか、反対に全体が均一の灰色になります。これをオーディオに例えると、高音と低音が突っ張ったドンシャリと、どこにもアクセントがなくてボケた音という感じです。...

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平御幸のデッサン講座〜第9回 毒リンゴと焼きリンゴ

 前回までは主にデッサンについて書いてきましたが、今回は着彩について述べたいと思います。  ここで言う着彩とは、透明水彩を使う静物画です。なぜ透明水彩に限定するのかというと、透明水彩はその名の通りに透明度が高くて、下の色を消してしまうことはありません。この性質を積極的に利用し、下塗りと上塗りという方法で、色彩に厚みを持たすことができます。これは、不透明水彩の代表であるポスターカラーとは正反対です。...

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クイズ〜日本語の中のラテン語

 古代史第二部11章の中で書いていますが、日本語の「埒(らち)があかない」のラチは、ラテン語のラテンと同じです。ラテンとは、「ラチの」という意味で、ラテン語圏でratiと書いて「合理性」を表します。だから、埒が開くではなくて、埒が明くと書くわけです。...

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平御幸のデッサン講座〜第10回 パステルと色鉛筆

 前回は透明水彩の説明をしましたが、色を着ける素材にはパステルや色鉛筆もあります。今回は、それらの使い方を説明します。  アニメや映画で、ストーリーをラフに描いたものをコンテと言います。コンテは黒や茶色の硬い棒で、線がはっきりと描けるので、曖昧さを回避するラフスケッチに有効なのです。ラフスケッチの段階で迷うようなら、良い作品にはなりません。...

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スキャナー作戦

 ピエタのデッサン画像をA4にプリントし、贔屓の乾物屋さんに見せたら好評。ダ・ヴィンチ展も知っていて芸術談義。ピエタは優しそうで、表情は僕に似ているそうな。とゴマをすられたので、ホルホルと杏の乾物を買いました。...

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デジカメ高画素の疑問

 中古のA3スキャナーを落札したので、届いたら取り込みの実験をします。その前に、手持ちの古いスキャナーでスキャナーの性質を調べてみました。...

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ミューズの女神

 7月に負け知らずで、打線も驚異的に好調だったスワローズに急ブレーキがかかりました。ブレーキがかかったのは6日に広島戦が中止になった時からですが、6日に何があったかというと、絵の譲渡話です。要するに欲しいという人が現れたのです。無碍に断るわけにも行かず、ピエタのデッサンで合意したのですが、それからろくなことがありません。勝利の女神とミューズの女神にそっぽを向かれたのです。...

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大津の特殊性

 ミューズの女神の事を書いたことで、11日には早速の大逆転勝ち。神奈川の三浦投手を負けさせるわけにも行かず、逆転するなら降板してからだろうなと思い、ひたすらピエタの修復に全力。パソコンの部屋に戻ってきたら大逆転していました。しかも、僕の出身地である、岩手の畠山が満塁ホームランです。...

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美人の霊感アンテナ

 美人を観察するに、概ね幾つかの共通点があり、その本質は「不安」と断言できます。と書くと、美人でないと自覚している読者は「えっ」と驚くかもしれません。でも事実なんですね。...

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平御幸のデッサン講座〜第11回 難しい赤

 バラの着彩に失敗しました。軽やかなバラ色が出ないで重くなり、色彩に輝きがありません。(描いている最中にミレッジの逆転ホームランが出たのに、休憩にリアルタイムスコアをチェックしたら見る間に逆転される始末。またサボっているのがバレました。)...

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画像追加

 前回は画像が間に合わなかったので追加しました。バラの透明水彩と、ピエタの修復状況です。 バラの水彩 バラが全部同じ色になった失敗(A3スキャナー 25%以下に縮小) ピエタ デジカメ(カラーで撮影して補正) ピエタ グレースケール スキャナー+貼りあわせ...

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平御幸のデッサン講座〜第12回 造形とイラスト

 前回、嫌味だと皮肉を込めて紹介した永山裕子の作品。この人の作品は誤魔化しの手法であり、初心者が絶対に参考にしてはならないという見本です。でも、一般の人は何が悪いのか分からないと思いますので、もう少し具体的に説明したいと思います。...

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平御幸のデッサン講座〜第13回 リズム

 以前に、予備校レベルでのセンスについて否定的な書き方をしました。経験で克服できるものを、センスという言葉を使って、最初から無いものと決め付ける指導者には気を付けたいものです。しかし、音楽に音感やリズム感が必要なように、絵画にも色感や造形感覚は必要です。問題は、訓練によって後天的に身に付けられるかどうかなのです。僕は、合理的で効率の良い、その訓練方法を説明しているわけです。...

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平御幸のデッサン講座〜第14回 点と線

 松本清張の出世作に『点と線』というものがありますが、新聞社でイラストを描いていた氏には、点と線は日常的な概念でした。しかし、一般の人は点と線を意識することは余りありません。...

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平御幸のデッサン講座〜第15回 左右差

 テレビや映画で、歴史的に繰り返された失敗といえば3D。2年ほど前にやたらに宣伝された3Dテレビですが、当然のように失敗しました。開発費を傾注したサムスンなどの韓国勢には、会社が傾きかけない極めて重大な失敗です。...

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浅田真央のメリー・ポピンズ

 英国の五輪が始まりました。それにちなむのでしょうか。恒例のザ・アイスで披露された真央ちゃんの新エキシは、イギリスのコクニー(下町)を舞台にしたミュージカル『メリー・ポピンズ』のメドレー。競馬では、1987年の第7回ジャパンカップに、アイルランド調教馬のコックニーラスが出走したことがありました(8着)。...

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負けの美学

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北京大洪水

 7月に起きた北京の大洪水。日本ではほとんど報道されませんが、死者は数千人と噂されています。「深さ10mとなった道路から引き上げられた市バス」という記述だけでも ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル 状態です。東日本大震災で最も被害が大きかった宮城県の死者数と比較されるレベルかもしれません。この被害の裏に人災が指摘されています。...

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しるしがない

 女子サッカーが準決勝のフランス戦に勝ちました。予想通りに合計3点の攻防でしたが、これには予兆があったのです。というのも、最近はコンビニでエヴィアンばかり買っていたのですが、夕方近くに花屋で白いなでしこを三本買い、エヴィアンの小さいボトルに挿してもらいました。...

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