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Channel: 平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図
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今年の牡馬クラシックを占う

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 本厚木の女神が復帰したので、今週末は安心して京都のファイナル6に行けます。しかし、日立の試合が終わってから次の試合を見るかは微妙 (?_?;)

 心が揺れる原因は、同じ日の京都競馬場で行われる、クラシック有力馬が出走するきさらぎ賞にあります。京都駅に出て近鉄と京阪を乗り継いで淀で降りれば目の前と近い。

 1番人気はデビューから2戦2勝のサトノダイヤモンド。馬主はパチンコでゲーですが、馬はディープインパクトの子としてはステイヤー体型。3000mの菊花賞でも大丈夫。この馬にデビュー戦で負けたロイカバードが2番人気で、父もディープインパクトで同じ。セレクトセールで2頭で5億円の高額で競り落とされたのも有名。でも、ロイカバードは筋肉質で、フジキセキ産駒のように距離が持たなそうに見えます。

 サトノダイヤモンドは距離に心配がないので三冠馬候補でもありますが、ここまで強い馬とは対戦しない裏街道で楽をしてきました。1984年の三冠馬シンボリルドルフと同じ、使い減りさせないローテーションですが、本来なら2000mの弥生賞(3月)で始動したいところでしょう。

 それが出来なかったのは、弥生賞に朝日杯を勝った2才チャンプのリオンディーズと、2着のエアスピネルが出るからです。特に、リオンディーズはジャパンカップを4馬身差で圧勝して世界を驚かせたエピファネイアの弟と期待が大きい。朝日杯の勝ち方も最後方から突き抜けるという圧倒的なものでした。エアスピネルとは勝負付けが済んでいると思います。

 しかし、弥生賞をリオンディーズが勝って皐月賞に王手と行くかは怪しい。というのも、2004年ダービー馬キングカメハメハ、2005年三冠馬ディープインパクト、の2頭の馬主で有名な金子オーナーが、キンカメ以来と惚れ込む逸材が若駒ステークスで無敗の2勝目を上げたマカヒキ。

 マカヒキも父ディープインパクトですが、故障の多い母父フレンチデピュティでも、昨年ジャパンカップを勝ったショウナンパンドラでブレイクしているように、育成や調教で故障しないようになっていれば大物間違いなし。3000mの馬ではないので三冠馬候補ではありませんが、ダービーを圧勝して凱旋門賞も視野に入る馬だと思います。

 サトノダイヤモンドとマカヒキだけでも例年にない層の厚さですが、昨年末のホープフルステークスを楽勝した、これも2戦2勝のハートレーもディープインパクト産駒。デビュー戦のムーア騎手、2戦目のボウマン騎手が共に絶賛。ボウマン騎手は空を飛んでいるようだと表現しました。ホープフルステークスで下したロードクエストも強い馬ですが、こちらは弥生賞とスプリングステークスの両睨み。おそらくメンバーが弱いスプリングステークスに回ると思います。

 このハートレーが出るのが来週の共同通信杯。昨年にリアルスティールがドゥラメンテを下したレースです。こちらの方はシルバーステートが予定していましたが、屈腱炎で早々とリタイア。5月遅生まれなのに無理に使ったのと、災い騎手福永を載せたのが運の尽き。関係者は揃いも揃って馬鹿ばかりです。大レースを勝って種牡馬入りの数億円から数十億円がパーですから。

 共同通信杯でハートレーに挑戦するのは、東京スポーツ杯2才Sを最後方からぶっこ抜いたスマートオーディン。きさらぎ賞でロイカバードに乗る武騎手も、スマートオーディンが勝つか僅差負けならオーディンを選択するのでは。

 まだデビューしていませんが、ブエナビスタの弟のエルプシャフトも3月ころにはデビューするのでは。ダービーは間に合うので焦らないで欲しいです。別の生き物のフォイヤーヴェルクも、デビュー戦惨敗から放牧に出して成長を促しています。馬の成長を無視して使うのは御法度です。

 今年は最強世代になりそうな悪寒。潰し合いの消耗戦だけは避けて欲しいところ。歴代三冠馬が出たのは、他に強い馬がいなかったから潰れなかったという側面もあるのです。もっとも、シンボリルドルフに無敗対決で負けたビゼンニシキは潰れましたけど。ルドルフは潰しても涼しい顔でしたから、やはりルドルフは特別だったのだと思います。

 ということで、現時点での僕のランキングは以下のようになっています (;^ω^)

三冠馬、凱旋門賞馬クラスSS マカヒキ ハートレー サトノダイヤモンド

例年のダービー馬クラス S スマートオーディン リオンディーズ シルバーステート

マイルG1クラス A ロードクエスト ロイカバード エアスピネル サトノキングダム

成長力次第で ドレッドノータス プロディガルサン オーダードリブン レーヴァテイン

 何と9頭もディープインパクト産駒。こんな年は珍しいというか、昨年のリアルスティール以上がゴロゴロいるとか、大豊作を通り越して恐ろしくなるほど。ダービーは何が勝っても驚きませんけど、凱旋門賞を勝つより難しいかも (;´Д`)

    エフライム工房 平御幸

バラの水彩のスキャナー画像

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読者のところを回覧しているバラの水彩を岩手の読者がスキャナーで取り込んでくれました。右クリックで画像だけ表示にして、22インチモニターで見ると実物大になると思います。



特に、左のバラの手前の萼の色の重なりを見て欲しい。下の色が透けて見えていますが、離れて見るとちゃんと一枚の萼として空間を支配しています。筆先のスピードが大切だと分かると思います (;・∀・)

左右それぞれのスキャンしたままのファイルサイズ4倍のもの↓





なお、鉛筆ソケットを樹脂粘土で作るかもなので、daisyさんの日記でそれぞれ報告すること (;^ω^)

新型の多機能アンプの設計もしているので要望があればSNSで書き込むこと。ケースはリード PS-3 (^.^)
http://www.lead.co.jp/rackcases/case/ps.html


スピーカー端子穴が4φになっているけど間違い
パネルは金属なのでショートする
スペーサーを噛ますから穴は大きくなる
LEDバックライトで大きなイルミネーションの予定

ファイナル6初戦~アウェイに乗り込む (^O^)/

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 明日からの京都行きのスケジュールがようやく立ちました。朝の7時台の小田急特急で小田原へ。8時過ぎのこだま号で京都へ。近鉄とJR奈良線を乗り継いで、兄の入院している天理市の櫟本に近い病院に直行。前に持ち帰った、真っ黒に変色したリンゴの絵を漂白修復したものを持っていきます。

 ホテルは京都駅近くで着替え類は送ってあるので、天理からの帰りは宇治川の見えるJRで京都方面を予定しています。宇治川の写真を撮りたいので、適当なところで下車の予定。でも、関西のJRは死ぬほど不便なので、また改めて時刻表と睨めっこしてみたいと思います。そして、土曜の朝早くは京都から大津へ行って、瀬田の唐橋を見たいと思っています。

 『万葉集』にちなんだ場所がルートに入るのも、日立リヴァーレとバレーボールのお陰です。何とか古代史的に収穫が上がればよいですが (;・∀・)

 その日立の勝敗のカギを握るのが7番のパオリーニの出来。夏から日立のHA-7700を修理しているのですが、いまだに終わりません。というのも、過去の修理歴があったようで、ケーブル類がギリギリまで短くなっているのでテストもままならない。そこで短いケーブルは長くしましたが、取り外せるように端子を取り付けました。熱収縮チューブを二重に巻くなど緩みとショート防止も兼ねています。


分解途中 黒い円筒が63V/18000μFのブロックコンデンサー


分解してケーブル交換前
テストの時はショート事故を防ぐために剥きだしたケーブルは全てテープを巻いて絶縁する


ブロックコンデンサーから直流を取り出すケーブル6本(赤青緑セット)の交換
この後で奥に見えるグリーンのアース線も2本交換した
左右独立電源なのでブロックコンデンサーは4本
左奥に隠れているのが容量抜けを起こしている不良品らしい

 電源部のケーブル交換が終わったので待望の通電。きちんと所定の電圧は出ていましたが問題はここから。電源スイッチを切って数分後に電圧を測り直したら、Rチャンネルのプラス側だけ5~9Vも他の3ヶ所より低い。巨大なブロックコンデンサーが1個だけ劣化して、電気を溜める機能が弱っているのです。


外したケーブル
ラッピングと言って単線を巻きつけているので解くだけ

 このように、プラス・マイナス電源で動作させるアンプは、プラス側とマイナス側が均衡を保つことで安定します。どちらかが劣化すると電圧バランスが崩れて発振します。これが過去の故障の原因となったのだと思います。電源のブロックコンデンサーが劣化していると、いくら修理しても根本的な解決とはなりませんから (;´Д`)

 今シーズンのパオリーニ選手は、ブロックが昨年よりも決まっていません。攻撃面では囮で跳ぶケースが増えているので得点は低くなって当然ですが、ブロックだけは上尾の荒木選手のように安定するのが望ましい。

 ということで、京都から帰ったらブロックコンデンサー交換と行きたいのですが、ネジ止め式で50mmφ×80mmというサイズは、秋葉原の三栄電波で1本5000円近くします→ 日本ケミコン大型ネジ端子形LGシリーズ KMH63LGSN18000M。しかも、オリジナルの日立ケミカルの製品は手に入らない。このようなパーツは悪いものだけ交換すれば良いというわけでなく、良いのも含めた全交換が基本です。パーツのバランスが大切だからです。

 日立が勝つためなら4本で2万円は仕方ありません。スケッチセットのキャリングケースは後回し orz

 今日の朝に地震キタ━━━━━(((゚∀゚)))━━━━━!!!!で、震源地は町田の近くらしい。震度4の町田と川崎はサトー電気がある。これは、ひたちなかの女神の佐藤あり紗さんのお怒りモードですね。よりによって内定の芳賀選手が町田出身。京都に帯同するのなら観察しないと。なお、プレゼントは忙しくて用意できないので、今回は同行の読者に任せます。来週の大田区までには何とかしないと (;^ω^)

    エフライム工房 平御幸

日立リヴァーレ 接近遭遇

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着替え忘れる orz→VIP探す→円町のスーパーにある→(゚」゚)ノ タクシー→二条城に日立のチームバス→慌てて降りて記念撮影→スーパーで買い込む→帰る途中の電車



桜が待ち遠しい勝利

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日立リヴァーレは東レに3-1で勝って勝点3ゲット。久光もNECに1-3で負けたので勝点6の日立が首位となったファイナル6のスタートでした。

しかし、佐藤あり紗さんが会場に姿を見せず、渡邊選手も登録から外れる不安のスタート。最初の2セットをデュースで取る苦しい試合でした。怪我かインフルなのか心配ですが、渡邊選手は声を出していたので復帰は早いかもしれません。内瀬戸選手とパオリーニ選手が特に良く、佐々木選手も途中から力が抜けて好プレーが続出しました。出られなかった選手の分まで頑張ったチームの強さですね。


10番の内瀬戸選手がキーとなることを予感させた京都駅コインロッカー鍵
実は500円の5005番に入れようとしたけど500円硬貨は使えなかった
300円の方が5010番

この日も神の導きが。朝早くから良い席をと同行の読者が並んでくれて、僕は寒いのでファミレスを探しに出ました。雪がチラホラする寒さです。ところが、会場周辺はというか京都にはファミレスは皆無。一度戻り、会場で客を降ろしたタクシーに乗って再び行脚。プロのタクシー運転手さんがようやく見つけたのがマックの金閣寺店。同行の読者の分も買って、一息ついて戻る途中にあったのが平野神社。

平野神社は名前も縁起が良いのですが、桜の花の神社としても有名です。立ち寄って参拝しない訳にはいかない。







この神社は変わった様式の建築ですが、別社として八幡神や天鈿女命(アメノウズメノミコト)を祀っています。天鈿女命はマグダラのマリアの和名です。本厚木の女神がイエスの母マリアに位置付けられるなら、ひたちなかの女神はイエスの妻マグダラのマリアに位置付けられると書いたばかりです。



しかも、平野神社の賽銭箱の上にはケルビムの鳳凰が刻まれています。さらに、注意書きの立て札には何故かHITACHIのロゴが Σ(´∀`;)









ということで、神社を出る前に日が雲間から差したこともあり、僕は日立の勝利を確信しました。会場に戻って岡山から来た読者と合流すると、指定席よりも眺めの良い自由席でした。前に桟はありますが気になりません。しかも、同行の読者はほぼ中央のセンターラインです。大きなテレビカメラが横にあり、後方はテレビ解説席です。右隣りのオジサンが滋賀の人で、新鍋選手と東レのファン。でもキモオタでないので呉越同舟で最後まで仲良くしてました (;・∀・)



どれだけコートに近かったかというと、トヨタ車体の竹田キャプテンの「当たり前にできることをしっかりやってこ」という激がはっきり聞こえたり、サーブレシーブミスしたNECの近江選手の「ゴメン」の声がはっきり聞こえる距離。「いえいえ、どういたしまして~」と心のなかでお返事しました (^^)

岡山とトヨタ車体の試合から。岡山が勝点をゲットしたところで欲を出し、センターラインからほんの少し外れた僕が読者の席と交換しました。僕が座った側が全部のセットを取っていたからです。しかしこれが失敗。動いたことでトヨタ車体に流れが orz

岡山の読者に渡した勝利パンを、読者が食べなかったのも悪かったかもしれません。日立の試合前に慌てて食べていましたが、座席も元に戻して間は空けて神の座る席に。



岡山のチアリーダーは加古川大会で顔なじみになっていたので、僕が通るときに軽く会釈してくれました。捕まえたファンは逃さないアイドル並みのプロ根性(プロじゃないけど)です。久光のチアリーダーは比較するとおとなしいかも。

日立の試合後に同行読者2人がサインを貰って戻ってきました。僕は寒いので数分で撤退。佐々木選手と渡邊選手のサインを見せてくれましたが、後ろの席の京都弁の女性がゲットの仕方を尋ねてきたので出待ちの仕方を教えてあげました。図々しく声をかけるのがコツだと (;^ω^)

バスが出るときに、パオリーニ選手が窓を開けて声をかけてくれたそうです。わざわざありがとうございます。サインを頂いた選手の皆さんにも感謝しています m(_ _)m

佐藤あり紗さんが次の試合に出られるかは分かりませんが、寒い時期なので無理は禁物。NECの近江選手がようやく完全復帰したように、我慢も時には必要です。近江選手が賞品の牛肉を手にした時は、それ共食いの構図でした。NECは赤毛和牛の強さでしたから。

マリア=牟婁の秘密

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 景教などの漢訳聖書でマリアは牟婁(むろ)となっています。なぜ、このような難しい字を使うのか?

 奈良の室生寺(むろうじ)はマリアの寺と何度も書いてきました。室女と書いてもマリアだからです。室生寺には、マリアが生まれたという意味と、マリアが生きているという両義的解釈が可能です。

 牟婁の謎を解くヒントは、本厚木の女神とひたちなかの女神にあります。それぞれがイエスの母マリアとイエスの妻マグダラのマリアに重なる。その間に挟まれる僕はイエスのような神でも偉大でもありませんが、神が2人を通して教えようとしていることは牟婁の奥義です。

 この男神と二女神という構図は、実は古代エジプトの古王国にあります。メンカウラー王と二女神像などで、ここに牟婁の謎を解く決定的なヒントが隠されていたのです。それは髪飾りの櫛。櫛には「奇(くす)しき」という意味が託されています。


メンカウラー王と二女神像

 そして、向かって右側の女神の頭の上には、十字架に三叉の形をした牛が櫛を持っている。漢字の成り立ちを調べれば分かりますが、「牛」は「十字架に三叉」そのものなのです→こちら。牟婁の牟という字こそメンカウラーの向かって右に位置する女神=マグダラのマリアの雛形だったのです。

 また、マグダラのマリアの和名であるアメノウズメノミコトは天鈿女命と書き、金+田で鈿ですが、鈿は櫛を意味していたのです→こちら。鈿は正しくは簪(かんざし)ですけど、かんざしとは髪に挿すという意味。このように、「牟→鈿→簪→櫛→マグダラのマリア」という構図になるのです。

 一方、牟婁の婁は「ろう」と読みますが、分解すると「十二出る女」となります。十二とはイエスの弟子の数で、マリアの息子イエスから十二弟子が出るという意味が隠されていたのです。だから、牟婁の二文字のうち婁がイエスの母マリアを指すと分かります。簪の牟の方がマグダラのマリアを指す。


ラーヘテプとネフェルト像
以上、『世界の博物館17エジプト博物館』より

 古代エジプトの時代から、ラーヘテプとネフェルト像に見られるように、イスラエル=日本人は、夫が右で妻が左に位置します。雛飾りもそうだし、現代の天皇皇后両陛下の公式の場でのお並びも同じです。だから、メンカウラーと二女神も、メンカウラーの左(向かって右)の櫛を頭に持つ方が妻で、右が母親と考えて良いはずです。

 髪飾りは妻に贈るもので母親に贈るものではない。室生寺が室寺でなくて「むろう」と読む室生である必然性に気がつけば、正しくは「むろう」と読む牟婁の謎も解ける仕組み。牟婁の二文字で、イエスとマリアとマグダラのマリアを暗示させる凄さ。僕も二人の女神に恐々としている場合ではありませんね。でも、メンカウラーの左右の女神が角を生やしているので、昔から女は怖い存在だったのです(また余計なことを)。クワバラクワバラ (;^ω^)

    エフライム工房 平御幸

ブロックコンデンサー交換 難航 (=o=;)

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三栄電波から63V/1800μFのブロックコンデンサーが届きましたが、HA-7700に使われているコンデンサーとはネジ端子の間隔が異なり、オリジナルの基板には取り付けられません (TдT)

オリジナルは端子間が16mmくらいで、日ケミのは22.4mmと6mmも異なります。新しい穴を開けるスペースもなく、仕方ないので新しい基板を設計しています。一度作っておけば何かの時に役に立つこともあるのです。こんな事もあろうかと思う日がきっと来る。完成したらアップします (;^ω^)

共同通信杯

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 明日の13日はファイナル6の2戦目。相手は日立が全勝と圧倒している久光ですが、やはり全敗のNECが京都で久光に勝ったように、ファイナル6は対戦成績をリセットして臨む必要があります。大田区総合体育館では負け越しているので、やはり苦手意識の払拭ができるかどうか。この体育館で久光とは初手合いですね。頑張って応援してきます (; ・`д・´)

 ところで、京都大会で読者が撮影したパオリーニ選手の画像を借りて掲載します。撮影した方の読者と違うもう一人の読者に、窓を開けて手を振ってくれたそうで、おそらく金沢での大会前に娘さんを亡くしたことを知っていて励ましてくれたのではと思います。改めて深く感謝します m(_ _)m



 土曜から曇りで日曜日は雨が降るかもしれないという関東の天気予報。暖かくなるらしいですが、東京競馬場ではクラシックへの重要レースであるトキノミノル記念・共同通信杯が行われます。トキノミノルは無敗でダービーを制した後に急死した名馬で、ダービーと同じコースのレースということからトキノミノル記念とサブタイトルが付けられました。

 共同通信杯は、昨年も皐月賞とダービーの二冠馬ドゥラメンテが2着に負け、皐月賞2着でダービー4着のリアルスティールが優勝。2強対決という構図は今年も同じです。

 一番人気が予想されるのは、暮れのホープフルステークスを勝った、ディープインパクト産駒のハートレー。対抗は武騎手の乗る、同コース・同距離の東京スポーツ杯を勝ったスマートオーディン。こちらはNHKマイルカップをレコード勝ちしたダノンシャンティの子ですが、僕の本命はハートレーです。

 ハートレーは、デビュー戦で乗ったイギリスの名手ムーア騎手と、オーストラリアのトップジョッキーであるボウマン騎手が共に絶賛する素質。今回は凱旋門賞三馬鹿トリオの一人である横山騎手に乗り替わるのがネックですが、アイルランドのオブライエン厩舎の主戦を務め、欧州の名馬の背中を知るムーア騎手が絶賛するのだから相当に良い馬のはずです。

 ハートレーはまだ未完成ですが馬体のバランスが良く、僕は本当に良くなるのは秋からだと感じています。ゆったりとして伸びやかな馬体。前駆も後駆も窮屈さがなく、マイラーに多いムキムキの筋肉も付いていない。距離も心配ないはず→競馬ブックパドック

 唯一気になるのが、立ち姿でやや前傾姿勢になる事で、このタイプは後駆が前駆より発達していて、コーナーワークでロスが出やすいこと。実際に、狭い中山コースのホープフルステークスでは、大外を回るロスがありました。同じディープインパクト産駒でも、先週にきさらぎ賞を勝ったサトノダイヤモンドは、前駆の発達も良くてコーナーワークが苦にならない。昔の三冠馬シンボリルドルフと似たタイプ→ルドルフ(リンク先のミスターシービーは間違い画像)。

 スマートオーディンの方は、クロフネやキングカメハメハを育てた松国流と言われる、筋肉むきむきのマッチョタイプです。この筋肉から直線での豪脚が生まれるのですが、筋肉を付け過ぎると距離の融通性がなくなる。馬の筋肉には、長距離向きの細い遅筋と、短距離向きの太い速筋があるからです。マッチョは速筋ばかり鍛えるので距離が持たなくなる。

 プロ野球でも、投手向きの体型は昔から知られており、細くてスラっとしたバネタイプ、なで肩で小太りの筋肉質タイプ、大柄でがっしりの万能タイプ、の3つのタイプから外れると大成しません。特に首の短いのはダメで、頭ばかりが大きいのも歓迎できません。

 サラブレッドの場合は、尻が高いのは短距離向き、首が背中に近くて高いのも短距離向き、首が太いのも短距離向き、体の線が直線的なのも短距離向き、横から見て胴が前後に短いのも短距離向き、前駆の可動範囲が狭いのも短距離向き、と僕は分類しています。胡瓜に割り箸のお盆の馬は短距離向きなのです。

 昨年までのディープインパクト産駒で言えば、トーセンスターダムはラインが直線的でズングリムックリだから、適距離はマイルより少し長い1800mくらいと判別できます。キズナは前駆の可動範囲が少し狭いので2400mはギリギリ。リアルスティールワールドエースは、ほんの少し尻が高いのでステイヤーでもなく、能力で距離もこなす万能タイプ。

 今年のサトノダイヤモンドはステイヤー体形ですが、唯一気がかりなのは前駆の曲がり具合。故障するとしたら前駆の屈腱炎だと思います。マカヒキは筋肉質タイプで2000mから2400mで活躍するタイプ。故障するとしたら後駆。心肺機能はハートレーより上かもしれませんが、バランスとしてはハートレーが上に見えます。

    エフライム工房 平御幸

ファイナル6 日立リヴァーレ、久光に圧勝

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佐藤あり紗さん復帰で久光にストレート勝ち (;・∀・)

ヒーローインタビューで佐藤あり紗さんが泣いていたのでもらい泣きしました (´Д⊂ヽ

インフルエンザたったそうです。やはり京都から一人だけ強制送還だったとか…。帰りの電車の中なので詳細は帰ってから。急遽、来週の長野に行くことに決めました (;^ω^)

なお、パオリーニ選手と佐藤美弥さんにサインをもらいました。ありがとうございます。佐藤美弥さんはご丁寧に「ありがとうございました」と言ってくれました。色紙が小サイズだったのでパオリーニのサインは短縮形でした (^_^;)

帰ったので追加(雨は止んでいました)

佐藤あり紗さんは2試合目途中まで観戦してから出て来ました。出待ちで最初目の前をスルーして不自然な動き。山のようなプレゼントを置いてまた出て来て、同行の読者がプレゼントを渡してサインももらいました。最後に「頑張ってください」と声をかけて「ハイッ」というお返事。考えてみれば、上記二人からサインを貰ったのが、女神『十戒』の第一条の「私以外に女神があってはならない」に抵触してたのかも (=o=;)

久光との試合は久光側の応援団の前。久光がローテーションを変更して、新鍋サーブのスタート。これは、久光側が逃げたローテーションですから、精神的に日立が上に立っていたのです。試合結果もその通り。

渡邉選手は今日も欠場でしたが、代役の佐々木選手が臨機応変に攻めて、京都の後半からの好調をキープ。全体でもブロックは少なかったですが、要所で決まって効果大。全体的に守備のつなぎがよく、佐藤美弥さんのライト・エンドからレフト・エンドへの再三の長いトスも見事でした。これで久光はブロックの的を絞れず、日立にスピード負けしました。

復帰した佐藤あり紗さんは、9割という数字が示す堅固なレシーブや、度重なるスーパーセーブで魅了。好プレーから得点になるケースは多くはなかったですが、チームのリズムも崩れずに最後まで日立の流れをキープしました。久光の長岡選手の強打もチーム全体で拾っていたし、岩坂・水田の両センター攻撃にも対応していったのはさすがです。

久光の敗因は、新鍋選手にワンポイントブロッカーを出したこと。新鍋選手は途中からスイッチが入って、タイムアウトの円陣から一人だけ早く離れて集中していました。この時は、守っていても攻撃でも何故かボールが集まる不思議があり、久光に流れが傾きました。持っている選手独特のオーラです。

けれど、久光の監督は新鍋選手のスイッチには気が付かず、戦法として最良と思う交代をした。戦法では正しくても、それは日立にとってはラッキーとなる新鍋不在でしかなかったのです。

第2試合は岡山の応援団側。読者の見つけた動画によると、チアリーダーの名前は番園さんで「番ちゃん」として親しまれているようです。今日も目の前を跳び回っていましたが、意外に背も高くて声も大きい (;^ω^)

岡山はNECに2セット連取後に敗退と、先週のトヨタ車体戦に引き続き悪夢が重なりましたが、これはチームの高齢化によるスタミナ不足が原因だと思います。先週レシーブミスして戦犯扱いの、18番の若い金田選手を登録から外したり、やることが裏目だと思いました。

岡山の課題は火力不足で、特に両サイドの佐々木・川畑姉が後半に点を上げられなかったのが敗因。交代で入った選手も似たり寄ったりで、センターが機能しなくなる後半には相手に捕まる。センター線が元気な前半は機能する。強打のエースがいないから延長戦(第5セット)で力負けするパターン。岡山に必要なのは日立の川村小捺のようなパワーヒッターだと思います。

なお、画像は後で追加する予定です m(_ _)m

追加

岡山のチアリーダー番園さん(V公式ブックでは事務局 魚座)の名前ですが、園とはもともとエデンの園を指します。エデンの園から追い出されたアダムとイブ。エデンは、東にケルビムと回転する炎の剣が置かれ、中に入ろうとする者を拒む。番園はエデンの園の番人という意味になりますから、ケルビムと回る炎の剣(ポンポンやスティックバルーン)のセットそのものとなります。チアリーダーが小道具のポンポンやスティックバルーンを振り回す聖書学的理由ですね。驚きの余り、自分で書いていて寒気がしました ( ̄□ ̄;)!!

     平御幸(Miyuki.Taira)

共同通信杯の馬場

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 ハートレーとスマートオーディンの2強が共に惨敗するという結果に終わった共同通信杯。特に、直線に入るやいなや戦意喪失したハートレーの敗戦は納得出来ない向きも多かろうと思います。

 前日のクイーンカップは、人気のメジャーエンブレムが単騎の逃げからレコード勝ち。ところが、雨が降って稍重の馬場になった共同通信杯は波乱。何が原因かというと、極めて特殊な馬場にあります。まず、インの1頭分だけが高速馬場という異様な作り。

 普通の高速馬場は、芝生のクッションが効いてスピードが出るものです。しかし、逆に芝生が剥げたり踏み固められたりして、固い土の露出したクッションの少ない高速馬場もあるのです。アメリカのダートは、日本の砂と違って土なのでスピードが出ますが、今回の共同通信杯もアメリカのダートのような馬場になっていたのです。だからインコースは馬鹿みたいに速いタイムが出る。


4コーナーの逃げ馬が通るところは土が露出しているのが分かる
左から2頭目のハートレーは土を蹴りあげている

 でも、芝が残っている外側は、逆にスピードが出ない遅い馬場になっています。今の寒い時期、日本の芝コースの多くは、日本の野芝の上に洋芝をオーバーシードした二重構造になっています。昔は野芝が枯れた冬枯れのターフで競馬をしていたのですが、見た目が良いので冬でも枯れない洋芝の種を上から播いて二重構造にした。

 洋芝は時計がかかるので有名で、札幌競馬場はヨーロッパと同じ洋芝だけでオーバーシードはしていません。だから、札幌記念を使って適正を見た上で凱旋門賞というプランも出てくるわけです。

 オーバーシードは最初はクッションが良いのですが、使い込んで上の洋芝が剥げてくると野芝が露出して硬い芝コースになります。洋芝は暑さに弱いので、春先に傷んで来ますから、中山コースの3月の弥生賞と4月の皐月賞では別コースのようになります。野芝が成長して洋芝の枯れた皐月賞のほうがスピードが出る。

 また、芝コースは芝の保護の名目で目土(めつち)を入れます。これが雨と相性が悪く、泥んこ馬場の原因となります。アメリカのダートと変わらなくなってしまうのです。このように、時計がかかる、いわゆる重い馬場が芝コースでも存在する。

 ところが、重い芝コースにめっぽう強い種牡馬がいて、たとえばゼンノロブロイ、マンハッタンカフェ、キングカメハメハ、クロフネ、シンボリクリスエス、ダイワメジャーなどは子供も重い芝で走る。反対に上品なディープインパクト産駒は重い芝が苦手の傾向にあります。

 共同通信杯を勝ったディーマジェスティはディープインパクトの子供にしてはちょっと変わった配合で、母父ブライアンズタイムはダートに強い馬を出す。祖母の父サドラーズウェルズはノーザンダンサー系の欧州チャンピオンサイヤーで、子のガリレオやモンジューなどで血の飽和が心配されているほどの人気種牡馬。サドラーズウェルズは底力があるけど重い。底力が良い方に出ると日本最強牝馬シーザリオの母父のような影響力を発揮します。重いほうが出るとスピード不足に泣く。

 今の東京芝コースはインの1頭分だけ芝が剥げて、パワー型有利の硬い高速ダート馬場で、だから前日のクイーンカップは、パワー型のダイワメジャーの子供が1番スピードの出る硬い土の上を通って楽勝した。このタイプは軽い芝だと切れ味で劣るから、スピード競馬になるオークスでは勝てないはず。

 共同通信杯は雨上がりで下が緩い。加えて暑くてオーバーシードした洋芝が剥げる。4コーナーから直線の外は、馬が蹴りあげた泥と剥げた芝生で、テレビ画面でも異様な光景になっていました。何処が芝コースなのか。ほとんど土のコースです。だから、軽い芝向きのハートレーは戦意喪失して走るのを放棄した。あるいは、成長期だから骨膜が腫れ、硬い土は痛かったのかも。


これだけ土埃が上がるのは珍しい
ダービーだと、シンボリルドルフやミスターシービー時代の2分28秒台の遅い時計となる馬場

 2着のイモータルと4着のリスペクトアースは、先に上げた重い芝向きのマンハッタンカフェ産駒。3着に突っ込んできたメートルダールもゼンノロブロイ産駒で重い芝向き。芝コースのバイアスが強すぎて、まともな競馬になっていないということです。

 おそらく、JRAはメジャーエンブレムが勝つようなインコースメチャクチャ有利の馬場を作った。それがハートレーに災いした。しかも、ハートレーは荒れた外を回るしかない外枠。更に、ハートレーに騎乗予定だった外人騎手が謎の制裁で騎乗停止。三馬鹿の横山に依頼。2番人気のスマートオーディンもイン向きではないし、何となく八百長臭いですね。馬場を作る段階から、枠順抽選まで不可解すぎます。JRAは組織的に八百長を仕組んでいるのではないですかね。

 このような疑いが嫌なら、馬場状態をもっときめ細かく発表すべきだし、枠順抽選はコンピューターによる抽選をやめてオープンにすべきです。

 もっとも、勝ったディーマジェスティは、ディープインパクトの子供にしては泥臭く根性を見せて走る。母系に入っているリボー、サドラーズウェルズ、という重厚な血が良いのかもしれません。何気に、大昔の皐月賞を勝ったアズマハンターの父ダストコマンダーが入っていて、人気馬に勝つ血になっているのかもしれません。

 なお、ハートレー騎手変更の原因となった、降着したヴァンキッシュランも繰り上がり1着のレーヴァテインもディープインパクト産駒ですが、セレクトセールで1億9千万円でトーセン島川オーナーに買われたヴァンキッシュランは血統的に面白いです。母父ガリレオを通して、自身も子も凱旋門賞馬のアーバンシーという名牝を遡り、8代前にドナテッロが見えます。

 掲示板で、サンデーサイレンスの活躍馬はドナテッロが入っているという書き込みがありましたが、ヴァンキッシュランマカヒキはドナテッロが入っています。サトノダイヤモンドも7代前にドナテッロが入っています。

 他に、ディープインパクトにはハイペリオンやニジンスキーの血を持った肌馬が合うという説がありますが、ハートレーはドナテッロもニジンスキーもないので、血統的にはちょっと重厚さが足りないのかもしれません。

なお、HA-7700の電源部の基板が完成したので掲載。町田のサトー電気が休みで川崎まで行って来ました。パターンをプリントするサンハヤトのシートが切れていたのです orz


溶かす銅箔面が少なかったから早くエッチング出来た (;・∀・)

    エフライム工房 平御幸

HA-7700の電源部の基板実装

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 アンプの修理で一番大変なのはパーツの取り外しです。特に、足を曲げて取り付けているパーツや、ハンダでガチガチに固められたケーブル取付部は大変。ハンダゴテを長い間あてがっていると銅箔のパターンが剥がれてきます。外すだけでパーツも劣化するし、そこで、手に入るものは新品が良いことになります。

 今回のHA-7700の電源部は、交流から直流を取り出す整流ダイオードと呼ばれるものが、4本一組のブリッジダイオードになっています。キャラメルの四隅に太い足を付けたようなパーツがブリッジダイオード。これも取り外すのが大変。そこで、町田のサトー電気に買い出しに行ってきました。値段はとても安い (;^ω^)


基板をネジ止めする前↑
ネジ止め後↓
実際は、先にネジ止めするとケースに入らない


基板真ん中の黒い四角がブリッジダイオード
左右のオレンジ色がオレンジドロップと呼ばれるコンデンサー

 ブリッジダイオードでは音質に不満というマニアは、一本ずつバラになった整流ダイオードを使いたがります。そのために、基板には両方使えるようにスルーホールが余分に開けられています。僕が作った基板も両方使えますが、ハンダ付けの数が半分ということで、オリジナルと同じブリッジダイオードにしました。実際は、ハンダ付けよりも足を曲げる作業のほうが大変なので、ブリッジダイオードは便利でもあるのです。

 整流ダイオードはノイズを出すということで、0.01μF(マイクロファラッド)のコンデンサーを並列に入れるのが普通です。HA-7700の電源部では、このコンデンサーが基板の裏に隠れているのでオリジナルでは見えません。この種のコンデンサーは耐圧600V程度のものを使うので種類も少ない。今回は少し高価なスプラーグ製のオレンジドロップを使いました。オレンジドロップはエレキギターで多用されるので有名。

 オレンジドロップはサイズが大きく、自作基板では表(今回はパターン面)に配置しました。また、全てのパーツが見えている方が初心者には分かりやすい。というのも、今回設計した電源基板は、少しの変更で市販の様々な電解コンデンサーが取り付けられます。読者が本格的なアンプを作るのにも利用できるのです。だからパーツ配置が分かりやすいほうが良いのです。


オリジナル基板の裏側

 オリジナルのブロックコンデンサーと新しいコンデンサーでは端子の位置が違います。オリジナルは狭い。しかも、同じ50mm径でもオリジナルのほうが少し太い。これは、電解コンデンサーが経年劣化で膨張するからだと思います。そのせいで、コンデンサーを固定するバンドが新しい方にはフィットしない。バンドの内側に紙テープを1枚巻けばピッタリかもしれません。


左がニッケミ製の新品、右が日立製のオリジナル
電解コンデンサーはハンダの熱に弱いので、端子はネジ止のほうが良い

 ケーブルを差し込むピンはオリジナルから外せないので、ブリッジダイオードの太い足を使いました。強度も問題ないみたいです。


新旧基板の違い
オリジナルは出力のケーブルが近くにまとめてある
制作した方はプラス・マイナス・アースを離して見た目分かりやすい

 設計した基板は四隅にネジ穴が設えてあるのですが、このネジ穴はコンデンサーバンドの穴と重なるようにしてあります。二つを連結させるとガッチリ固定できる仕組み。ただ、今回はネジ穴の部分はカットしてあります。感光基板が100mm幅×150mm長で、製作基板の114mm×60mmは2枚取れない。2枚取るにはネジ穴のところからカットする必要がある。

 実際には、穴はなくても基板の端をネジの頭で固定できると思います。その場合、トランスからの配線を固定するホルダーが邪魔になるかも。このへんは、もう少し組み立ててから考えようと思います。

 土曜から、長野のファイナル6に出場する日立リヴァーレの応援に出かけます。今回はトヨタ車体とNECという苦手相手で、しかも日曜の対戦相手のNECは土曜に試合のない優遇です。土曜の勝敗に関係なく日曜日は圧倒的に不利。土曜のトヨタ車体戦で勝ち点を上げると楽になります。

 今回使用するブロックコンデンサーはニッケミ(日本ケミコン)製ですが、何と合資会社佐藤電機工業所がルーツなのです→沿革。佐藤敏雄氏が設立した会社が改組して日本ケミコンになった。茨城や長野にも営業所があり、宮城や岩手や山形にも工場がある。もちろん、米沢大会のあった米沢市ですが、何かと縁があるのが嬉しいところです (;・∀・)

    エフライム工房 平御幸

HA-7700の電源部の完成

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無事に電源部の組み立てが終わり、電圧も正常に出ました。スイッチを切ってからも51Vくらいを保持したままなので、全てのブロックコンデンサーが正常だと分かります。

それから、Rチャンネル基板のVコンが極性を逆にしていました。フィルムコンデンサーは極性がないはずですが、シビアに極性を合わせるのがマニア。日立のアンプも合わせています。

ということで、全てのVコンの印字面が見えるように、間違った一本を外して付け直しました。



ブロックコンデンサーにはマスキングテープを二周巻き、ホルダーが緩むことはなくなりました。基板をネジで固定しなくてもブロックコンデンサーが外れることはありません (;・∀・)



これで安心して長野に行けます (;^ω^)

/  =゚ω゚) ヒタヒタ惜敗

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日立リヴァーレがトヨタ車体に惜敗しました。敗因は眞鍋全日本監督の感染です。もとい、観戦 (-_-;)

日立リヴァーレ2-1の第4セットに、目の前を通ったのがマスク姿の眞鍋監督。おもしろいことに日立が追い上げたシーンで、眞鍋監督がトイレから戻ったら日立が失点してセットを取られました。

僕はスマホのコンパスを使って最善の席を探して、2,3セットを連取。ところが、第4セットから眞鍋が目に入って邪魔。トイレですれ違っただけで日立が連続失点。


最善の席
3階の北側サイド(80番はヤソ=イエスの席で空けておかなくてはならない)
第3セットまでは眞鍋の姿はなかった



こんなふうに見える第4セット
あまりに効果的なので記念写真を撮った
眞鍋監督が視界を遮ったりすれ違っただけで日立の失点

信じられないかもしれませんが、スマホのコンパスが眞鍋の座席付近では方位が変になるのです。

なお、ポンパドウルの袋にはクリームパンとマロンデニッシュとアンパンが入っていました。いつものメロンパンが切れていたのです。マロンもクリームもクリですお (;^ω^)

第2セットの途中で同行読者に栗の2つを食べさせたら、途中から入った栗原選手が大活躍。雨の出待ちの後で2人にクリの事を話して歩いていたら、出口を間違った栗原選手が出てきて驚きました Σ(・∀・;)


雨の中、わざわざ出てきていただいた佐藤あり紗さん。出口ではない別の方角からすぐ後ろに来ていたので驚きました m(_ _)m

勝点1はゲットしたので最悪は免れ、最終日に岡山に勝ち点3なら3位以内通過は大丈夫そう。所沢に逝かないと (;^ω^)

NEC撃破

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日立リヴァーレは宿敵のNECを3-1で下してファイナル3に大きく前進しました (;゚∀゚)=3ハァハァ

前日フルセットからのまさかの勝利。この試合にかける選手の勝利への強い意志が呼び込んだ勝利だと思います。本当におめでとうございます m(_ _)m

例によって帰りの新幹線の中で書いているので、詳細レポは帰ってから (;^ω^)

長野大会1日目レポ

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 今回の長野大会は、千曲川に近いホワイトリングで行われました。日立リヴァーレは連戦の上に苦手のトヨタ車体とNECが相手という組み合わせ。勝ち点ゼロも予想される中、前日フルセット負けのチームが、前日試合のなかったチームに勝利するという、奇跡的な日曜日を演出してくれました。歴史に残る、日立リヴァーレ乾坤一擲(けんこんいってき)の大合戦でした。川中島の戦いの土地にふさわしい (;・∀・)

 武田信玄と上杉謙信の対峙した川中島の戦い。それは、犀川と千曲川に挟まれた三角州が川中島と呼ばれたことから、犀川の戦いも含めて川中島の戦いと総称されています。長野五輪の施設は、浮かばれない武者の霊魂が彷徨う川中島の戦いの舞台に作られていたのです。しかし、今回の大会のあった真島から駐車場のオリンピックスタジアムへのラインこそ、川中島の中の川中島。


川中島の地形
上が犀川、下が千曲川
犀川は金沢の会場横にもあった(別の川 金沢のは佐奇神社-さきじんじゃ-の近くを流れる佐奇川から、長野は狭いという意味)

 実は、ホワイトリングは駐車場が使えず、車で来たファンは南西の南長野運動公園(オリンピックスタジアム)に強制移動させられます。説明では4kmですが、これは直線距離で実測値ではない。タクシーで2300円区間と言えば遠さが分かると思います。シャトルバスは出ていますが、渋滞があるので時刻表は無きに等しく、往復で600円と高額。渋滞が利用できない理由と聞きましたが、絶対に地元バス会社の利権ですね。

 一日目の土曜の試合前に参拝した櫻田神社は、このホワイトリング-オリンピックスタジアムのラインにあります。賽銭箱もない謎の神社です。ちょうど雨が降ってきた時の参拝でした。


櫻田神社

 ホワイトリングのある真島は、地図で分かるように、エジプトの上ナイルにあるテーベと同じ弓型の地形にあります。上ナイルの流れるエジプト中南部が上エジプトで、ナカと言えばテーベを指すのです。ナカ=中=那珂なので、ひたちなかの日立リヴァーレには良いフラグです。しかし、土曜日には赤鬼のトヨタ車体にフルセット負け。試合後に書いたように、全日本の眞鍋監督が前のブロックの席から出て来て、目の前を横切ったのが敗因です。それほど彼の負のオーラは凄まじい。


日立21-24車体の場面で、この直後に車体に点 orz

 土曜日はフジテレビのクルーが来ていたそうで、全日本関係の収録が行われたのでは。ついでに東レを中心とした全日本メンバーのチェックと、自分が見落としていた選手をピックアップというスケジュールなのでしょう。自分の眼力のなさを泥縄式に埋めようという算段は感心しませんが、僕には眞鍋は傀儡程度にしか見えません。プランを練っている参謀が策に溺れいるのだと思います。その理由は2日目のレポで。


トヨタ車体との対決の前に、パオリーニ、佐藤美弥両選手と戯れる斎田選手w

 なお、土曜は晩御飯に温かいものをと三人で外に出たのですが、予定したところは満席で仕方なく隣の「なごり雪」へ。黒板に昭和九十一年と書いてある変な店で、トヨタ車体の応援に使われる鉄腕アトムのポスターで追い打ち。そういえば、武田信玄だから竹田選手が活躍するフラグは立っていました (;´Д`)


このアトムは左利きなので、トヨタ車体のサウスポー夏ちゃんはアトムだったw

    エフライム工房 平御幸

長野大会2日目レポ

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 日曜日は朝に時間があったので、博物館に立ち寄りました。甲冑や古代の武具を見て会場へと思ったら、車の中から神社が見えました。慌ててバックして参拝。そこで初めて知ったのですが、この神社は武運長久を司る八幡社。川中島の合戦で土盛りが作られたところで、その痕が未だに残っています。奮発して1000円のお賽銭。初めて神に日立の必勝を願いました。お守りは福娘 (;^ω^)










以上、八幡社

 会場に着いて、まずは東レの相手である岡山の応援。例によってコンパスを見ながら最善の席を探そうとしたら、またコンパスの動きがおかしい。不審に思って土曜日の最善の席を見たら、何と眞鍋と側近が最善の席の二段上に陣取っています。これでは座れない。僕はブログで最善の席を画像で紹介していますから、東レ側の眞鍋と側近が東レ有利になるように最善の席の上を確保した。二段上は高慢の分の二段。


眞鍋と関係者(右が昨日もいた人物)
右から2つ目が80番なので狡猾に80番を空けているように見える
左端のように横柄な態度で観戦するようになったら人として終わり

 Vリーグはケルビムの鳳凰を背中合わせで旗にしているように、カッバーラを使う八咫烏が関与している臭い。ひたちなかで試聴会を決めたら、日立リヴァーレのひたちなかホーム開催と日程が被せられたし。どうも、大ガラスではなく小ガラスが裏にいて、僕を試しているように感じます。あるいは、ペンタゴンの鬼の闇の力なのか。

 岡山のチアリーダー番ちゃんの見えるところで仁王立ちし、向こうがプロの目で確認したのを見届けて岡山の応援団の横に。同行の読者は先に座っています。ここで眞鍋の策略を利用する、相手の手に乗る最善手を考えました。読者の一人を、火鳥として眞鍋の近くに派遣したのです。効果てきめん、第2セットは岡山が取りました。東レは焦ったことでしょう。まあ、でもここまで。


番ちゃん、熱応援も残念でした

 それで問題の日立リヴァーレとNEC戦。同行読者2人は日立の応援団に紛れました。僕は最善席を探しすために座っていたのですが、ここで黒いスーツの係員が不審な動き。ビデオ撮影は禁止と変なことを言います。他にも撮影しているものがいるし、テレビ放送のない日の撮影は認められているはず。これは僕を動揺させる悪魔の手と思い、やり過ごして熟考。

 第1セットに日立が2-6とリードされ、流れが悪いことで移動を決断。移動先は日立の応援団の向かい。本当の理由は他にもあるのですが、手の内をさらけ出す訳にも行かないので画像だけ掲載しておきます。


ここから見たらあっという間に逆転してそのままセットを取った
自由席なのにS席よりよく見える

 第2セットは日立の選手と一緒にサイドチェンジ。第3セットにセッターの佐藤美弥さんが疲れからリズムを崩して逆転され、ここでもう一捻り。実は、この時に斜め後ろの女性が赤ん坊を泣かせていたのです。第4セットは、16番の席で観戦し、20点取ったら20番の席に移動。22点取ったら22番の席に移動。ここからは日立が揺るがないで勝ちました。ガラガラの自由席が奏功したのです (;・∀・)

 NECは潔いチームですが、前の試合で連戦の不利で負けています。日程に不満のあるチームの一つ。でも、だからといって、連戦で不利の日立相手に手を抜くチームではありません。ファイナル3は難しくても、優勝への厳しさを知っているから簡単に引き下がる訳にはいかない。それで第3セットに大逆転した。乗った時のNECは凄い。

 話は前後しますが、朝一番にイトーヨーカドーに行きました。目的はシャツ。京都に続きまた着替えのシャツを忘れた orz

 それでウサギマークのVIPのシャツはデザインがよろしくなく却下。安い別のブランドにして、VIPは帽子だけ買いました。このデザインが秀逸。何と、ホワイトリングの天井と同じような模様です。ホワイトリングはシルバーで三角形の組み合わせ、僕の買った帽子はシルバーで四角形(正方形)の組み合わせ。三と四で合計が完全数の七となります。

 イトーヨーカドーから博物館に行く途中にシャトルバスとNECのチームバスと行き違いました。

 ホワイトリングは天井から音響設備などがぶら下がっているのですが、最下部の底に見えるのは神社の鳥居の形。これを前日に確認していたので、僕の秘策も生まれたのです。意匠の呪術に対向するには知恵が必要。眞鍋の参謀は「策士策に溺れる」レベルだと悟るべきです。凡人は絶対神には逆らわないが吉なのだから。


ホワイトリング天井に見える鳥居の形
外国の投稿サイトから借りました→こちら(超重いので開くときは注意)


同、アップ

 同行読者が佐藤あり紗さんにプレゼントを渡し、丁寧に「長野と日付」の入ったサインを貰うことが出来ました。記憶に残る試合に記憶に残るサイン。本当にありがとうございました。小牧大会にも行くと言い、何か言葉をかけたら今までにない笑顔を見せてくれました。子供のような笑顔です (゚∀゚)

 引地選手にもサインをお願いして、「次の小牧では決まりますように」と言ったら苦笑いしていました (;^ω^)

 帰りにタクシーで移動中、日立のチームバスに追い抜かれました。NECと行き違った朝と正反対。何か心が熱くなりました。

 なお、HA-7700のVコン4本を、最後の最後に付け直して勝ち点4ゲット。付け間違えの1本をそのままにしていたら3点しか取れなかったかも。そういえば、川中島の地形もV字型でした Σ(・∀・;)


ホワイトリング-櫻田神社-八幡社-南長野運動公園
八幡社がライン上に来るとは武田信玄も(゚д゚)!

    エフライム工房 平御幸

花粉症ぽい orz

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 長野からの帰りの新幹線から気になっていた目尻の乾燥した涙。目の粘膜が赤いし、涙が止まらないし、鼻粘膜が炎症気味でやたらに眠い (=_=)

 これは花粉症かも (;´Д`)

 考えてみれば、「春眠暁を覚えず」の有名な詩も、花粉症の症状と考えるとピッタリ。花粉症は突然に最近起こったように言われてますが、唐代の詩人である孟浩然の『春暁』を花粉症患者の歌として見ると、昔から人類は多少なりとも花粉症に悩まされてきたように思えます。

 僕は基本的に夜型で昼行灯ですが、これはエジプトの時間に慣れていた先祖の影響と見ると、不眠症なのではなく、今もエジプトの時間で過ごしているだけとなります。だって、ちょうど時差の分だけズレていますから (;^ω^)

 HA-7700を組み立てて、定電圧回路の電圧を測ったら+34.7V、-34.1Vとバランスが崩れています。0.6Vの差は無視できない。抵抗の値を測ったら、22Ωの2本が24.7Ωと23Ωとズレています。念の為に太い抵抗のすべてを交換したら、誤差が0.2~0.3Vに縮まりました。若松通商から届くトランジスタ交換で完璧になればよいのですが。やはり調整用のトリマーがないと微調整に苦労します。

    エフライム工房 平御幸

二冠馬ドゥラメンテ復活

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 今週末は古馬のG2中山記念が行われます。ロゴタイプ、イスラボニータ、ドゥラメンテという皐月賞馬が揃うのも珍しいですが、ここに昨年の皐月賞2着のリアルスティールも参戦。勝つか好内容ならドバイ遠征が待ってます。

 古代エジプト語で「大地を貫く川」という意味の中は、上エジプトを表す言葉でもあります。派生した那賀=那珂も同じで、ここから、ひたちなかも上エジプトの国。愛知県の小牧にバレーボール観戦に行っても、中山記念はやはり気になります。

 骨折明けが気になるダービー&皐月賞馬のドゥラメンテ。一時は30kg以上も太ったと報道されましたが、一週間前の写真ではデブの感じはしません。僕はドゥラメンテの最高の仕上がりは皐月賞時で、ダービーでは出来落ちと感じています。一週間前の写真でも大きくなって成長したように見えますが、中身が伴えば勝って当然と思います。斤量の57kgも問題なし。馬体FOCUS

 リアルスティールも一番良かったのは皐月賞時で、無駄に筋肉をつけた今回は心配が大きい。斤量はドゥラメンテより2kg軽い55kgは有利ですが、もっとも、怪我から復帰して早くも無様な成績を晒している漬物石・福永騎手がハンデ60kgくらいに相当。馬の邪魔する福永よりは動かない漬物石のほうが何倍も良い。リアルスティールは福永をラチの外に振り落としてもいいんだよ (;´Д`)

 イスラボニータとロゴタイプはスランプ気味で、特にロゴタイプは3才の皐月賞時が1番形が良かった。古馬になって無駄な肉がつきすぎたと思います。イスラボニータは決め手がイマイチなので、自分で競馬を作らないと切れ負けすると思います。

 大阪の梅田で暴走事故があり、トヨタのワンボックスカー、アイシスの黒みたいですね。アイシスはISISと書く、イスラム国が喜びそうなネーミング。エジプトの女神イシスから採ったと思うのですが、イシスは実在のアセナテがモデルなので、何となくイスラボニータにもフラグが立ったかも。暴走なのか快勝なのか (^_^;)

 小牧では当初、土曜日は見ない方針でした。しかし、豊橋の画廊の下見が遅れているので、これは土曜日も観戦するべきと理解しました。自由席は残っているみたいなので、第1試合から観戦したいと思います (;^ω^)

    エフライム工房 平御幸

日立リヴァーレ 首位通過へ王手

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東レが久光にストレート負け。トヨタ車体もNECにストレート負けという今日の結果を受けて、最終日に日立が岡山に勝てば首位通過というところに漕ぎ着けました。負けても東レ次第ですけど、勝って終わりたいところです。

小牧は初めてなのですが、地下鉄の平安通はエルサレムストリート。古代史的にフラグが立っていました (;^ω^)

行きは小牧からタクシー。帰りは徒歩で小牧原駅へ。小牧原駅の手前に神明社があり、参拝して帰りました。



15時から雨予報でしたが、試合が終わった頃にポツリと来ただけで大したことはありませんでした。それよりも、小田急特急からも新幹線からも富士山が見事に見え、日立にとって良い結果になるだろうという期待はありました。


小田急特急から

試合後に太陽が薄曇り空にオレンジ色に見え、天の後押しがあったと分かりました。感謝して写真を撮りましたが、スマホでは美しさは表現できません (;´Д`)





明日は熱田神宮に参拝してから向かう予定です。ファイナル6の最終戦を有終の美で飾ることを願います。もう一頑張りです (;・∀・)

速報 日立リヴァーレ ファイナル進出決定

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詳細は帰ってから (;^ω^)

コメント歓迎 (*^^*)

選手の皆さん、監督他スタッフの皆さん、応援団の皆さん、全国のファンの皆さんおめでとうございます m(_ _)m

これで所沢に逝かなくて済んだ (^ω^)

ちなみに、中山記念はドゥラメンテが勝ち、リアルスティールは3着 orz
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