本厚木の女神が復帰したので、今週末は安心して京都のファイナル6に行けます。しかし、日立の試合が終わってから次の試合を見るかは微妙 (?_?;)
心が揺れる原因は、同じ日の京都競馬場で行われる、クラシック有力馬が出走するきさらぎ賞にあります。京都駅に出て近鉄と京阪を乗り継いで淀で降りれば目の前と近い。
1番人気はデビューから2戦2勝のサトノダイヤモンド。馬主はパチンコでゲーですが、馬はディープインパクトの子としてはステイヤー体型。3000mの菊花賞でも大丈夫。この馬にデビュー戦で負けたロイカバードが2番人気で、父もディープインパクトで同じ。セレクトセールで2頭で5億円の高額で競り落とされたのも有名。でも、ロイカバードは筋肉質で、フジキセキ産駒のように距離が持たなそうに見えます。
サトノダイヤモンドは距離に心配がないので三冠馬候補でもありますが、ここまで強い馬とは対戦しない裏街道で楽をしてきました。1984年の三冠馬シンボリルドルフと同じ、使い減りさせないローテーションですが、本来なら2000mの弥生賞(3月)で始動したいところでしょう。
それが出来なかったのは、弥生賞に朝日杯を勝った2才チャンプのリオンディーズと、2着のエアスピネルが出るからです。特に、リオンディーズはジャパンカップを4馬身差で圧勝して世界を驚かせたエピファネイアの弟と期待が大きい。朝日杯の勝ち方も最後方から突き抜けるという圧倒的なものでした。エアスピネルとは勝負付けが済んでいると思います。
しかし、弥生賞をリオンディーズが勝って皐月賞に王手と行くかは怪しい。というのも、2004年ダービー馬キングカメハメハ、2005年三冠馬ディープインパクト、の2頭の馬主で有名な金子オーナーが、キンカメ以来と惚れ込む逸材が若駒ステークスで無敗の2勝目を上げたマカヒキ。
マカヒキも父ディープインパクトですが、故障の多い母父フレンチデピュティでも、昨年ジャパンカップを勝ったショウナンパンドラでブレイクしているように、育成や調教で故障しないようになっていれば大物間違いなし。3000mの馬ではないので三冠馬候補ではありませんが、ダービーを圧勝して凱旋門賞も視野に入る馬だと思います。
サトノダイヤモンドとマカヒキだけでも例年にない層の厚さですが、昨年末のホープフルステークスを楽勝した、これも2戦2勝のハートレーもディープインパクト産駒。デビュー戦のムーア騎手、2戦目のボウマン騎手が共に絶賛。ボウマン騎手は空を飛んでいるようだと表現しました。ホープフルステークスで下したロードクエストも強い馬ですが、こちらは弥生賞とスプリングステークスの両睨み。おそらくメンバーが弱いスプリングステークスに回ると思います。
このハートレーが出るのが来週の共同通信杯。昨年にリアルスティールがドゥラメンテを下したレースです。こちらの方はシルバーステートが予定していましたが、屈腱炎で早々とリタイア。5月遅生まれなのに無理に使ったのと、災い騎手福永を載せたのが運の尽き。関係者は揃いも揃って馬鹿ばかりです。大レースを勝って種牡馬入りの数億円から数十億円がパーですから。
共同通信杯でハートレーに挑戦するのは、東京スポーツ杯2才Sを最後方からぶっこ抜いたスマートオーディン。きさらぎ賞でロイカバードに乗る武騎手も、スマートオーディンが勝つか僅差負けならオーディンを選択するのでは。
まだデビューしていませんが、ブエナビスタの弟のエルプシャフトも3月ころにはデビューするのでは。ダービーは間に合うので焦らないで欲しいです。別の生き物のフォイヤーヴェルクも、デビュー戦惨敗から放牧に出して成長を促しています。馬の成長を無視して使うのは御法度です。
今年は最強世代になりそうな悪寒。潰し合いの消耗戦だけは避けて欲しいところ。歴代三冠馬が出たのは、他に強い馬がいなかったから潰れなかったという側面もあるのです。もっとも、シンボリルドルフに無敗対決で負けたビゼンニシキは潰れましたけど。ルドルフは潰しても涼しい顔でしたから、やはりルドルフは特別だったのだと思います。
ということで、現時点での僕のランキングは以下のようになっています (;^ω^)
三冠馬、凱旋門賞馬クラスSS マカヒキ ハートレー サトノダイヤモンド
例年のダービー馬クラス S スマートオーディン リオンディーズ シルバーステート
マイルG1クラス A ロードクエスト ロイカバード エアスピネル サトノキングダム
成長力次第で ドレッドノータス プロディガルサン オーダードリブン レーヴァテイン
何と9頭もディープインパクト産駒。こんな年は珍しいというか、昨年のリアルスティール以上がゴロゴロいるとか、大豊作を通り越して恐ろしくなるほど。ダービーは何が勝っても驚きませんけど、凱旋門賞を勝つより難しいかも (;´Д`)
エフライム工房 平御幸
心が揺れる原因は、同じ日の京都競馬場で行われる、クラシック有力馬が出走するきさらぎ賞にあります。京都駅に出て近鉄と京阪を乗り継いで淀で降りれば目の前と近い。
1番人気はデビューから2戦2勝のサトノダイヤモンド。馬主はパチンコでゲーですが、馬はディープインパクトの子としてはステイヤー体型。3000mの菊花賞でも大丈夫。この馬にデビュー戦で負けたロイカバードが2番人気で、父もディープインパクトで同じ。セレクトセールで2頭で5億円の高額で競り落とされたのも有名。でも、ロイカバードは筋肉質で、フジキセキ産駒のように距離が持たなそうに見えます。
サトノダイヤモンドは距離に心配がないので三冠馬候補でもありますが、ここまで強い馬とは対戦しない裏街道で楽をしてきました。1984年の三冠馬シンボリルドルフと同じ、使い減りさせないローテーションですが、本来なら2000mの弥生賞(3月)で始動したいところでしょう。
それが出来なかったのは、弥生賞に朝日杯を勝った2才チャンプのリオンディーズと、2着のエアスピネルが出るからです。特に、リオンディーズはジャパンカップを4馬身差で圧勝して世界を驚かせたエピファネイアの弟と期待が大きい。朝日杯の勝ち方も最後方から突き抜けるという圧倒的なものでした。エアスピネルとは勝負付けが済んでいると思います。
しかし、弥生賞をリオンディーズが勝って皐月賞に王手と行くかは怪しい。というのも、2004年ダービー馬キングカメハメハ、2005年三冠馬ディープインパクト、の2頭の馬主で有名な金子オーナーが、キンカメ以来と惚れ込む逸材が若駒ステークスで無敗の2勝目を上げたマカヒキ。
マカヒキも父ディープインパクトですが、故障の多い母父フレンチデピュティでも、昨年ジャパンカップを勝ったショウナンパンドラでブレイクしているように、育成や調教で故障しないようになっていれば大物間違いなし。3000mの馬ではないので三冠馬候補ではありませんが、ダービーを圧勝して凱旋門賞も視野に入る馬だと思います。
サトノダイヤモンドとマカヒキだけでも例年にない層の厚さですが、昨年末のホープフルステークスを楽勝した、これも2戦2勝のハートレーもディープインパクト産駒。デビュー戦のムーア騎手、2戦目のボウマン騎手が共に絶賛。ボウマン騎手は空を飛んでいるようだと表現しました。ホープフルステークスで下したロードクエストも強い馬ですが、こちらは弥生賞とスプリングステークスの両睨み。おそらくメンバーが弱いスプリングステークスに回ると思います。
このハートレーが出るのが来週の共同通信杯。昨年にリアルスティールがドゥラメンテを下したレースです。こちらの方はシルバーステートが予定していましたが、屈腱炎で早々とリタイア。5月遅生まれなのに無理に使ったのと、災い騎手福永を載せたのが運の尽き。関係者は揃いも揃って馬鹿ばかりです。大レースを勝って種牡馬入りの数億円から数十億円がパーですから。
共同通信杯でハートレーに挑戦するのは、東京スポーツ杯2才Sを最後方からぶっこ抜いたスマートオーディン。きさらぎ賞でロイカバードに乗る武騎手も、スマートオーディンが勝つか僅差負けならオーディンを選択するのでは。
まだデビューしていませんが、ブエナビスタの弟のエルプシャフトも3月ころにはデビューするのでは。ダービーは間に合うので焦らないで欲しいです。別の生き物のフォイヤーヴェルクも、デビュー戦惨敗から放牧に出して成長を促しています。馬の成長を無視して使うのは御法度です。
今年は最強世代になりそうな悪寒。潰し合いの消耗戦だけは避けて欲しいところ。歴代三冠馬が出たのは、他に強い馬がいなかったから潰れなかったという側面もあるのです。もっとも、シンボリルドルフに無敗対決で負けたビゼンニシキは潰れましたけど。ルドルフは潰しても涼しい顔でしたから、やはりルドルフは特別だったのだと思います。
ということで、現時点での僕のランキングは以下のようになっています (;^ω^)
三冠馬、凱旋門賞馬クラスSS マカヒキ ハートレー サトノダイヤモンド
例年のダービー馬クラス S スマートオーディン リオンディーズ シルバーステート
マイルG1クラス A ロードクエスト ロイカバード エアスピネル サトノキングダム
成長力次第で ドレッドノータス プロディガルサン オーダードリブン レーヴァテイン
何と9頭もディープインパクト産駒。こんな年は珍しいというか、昨年のリアルスティール以上がゴロゴロいるとか、大豊作を通り越して恐ろしくなるほど。ダービーは何が勝っても驚きませんけど、凱旋門賞を勝つより難しいかも (;´Д`)
エフライム工房 平御幸