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Channel: 平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図
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久光戦~またフルセット

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 本厚木に帰ってきました。疲れた orz

 頬が痩(こ)けて、体中痛いから、今日はアンプ修理しないで休養します。明日、詳しく書きます。中京競馬場第1レースで、栗原選手の背番号11と同じ単勝馬券が当たりました。デビュー戦が勝ち馬から2.2秒差の大敗。次が発送前除外で、今日はマイナス12kgの馬体重。それなのに単勝870円しか付かなかった orz


払戻金から、幡豆町の干物(魚の名前は忘れた)を、馬券を外した同行読者二人にお土産であげました
中京競馬場で西尾市の物産展を今年もやっている→ときえい

 行きの小田急特急も5号車でしたが、帰りの小田急特急も5号車5列目D席でした。ホームの自販機で買ったのに不思議です。

 午前1時に起きた orz

 パンを一枚かじったら余計にお腹が空いたので、ボルシチのレトルトを食べました。そこで追加を書きます。

 日立は今日もフルセット。昨日に引き続き、先に2セット連取されてからのフルセットです。粘りは賞賛に値しますが、やはり最後は体力的に限界のようでした。楽に勝つ試合がないと消耗戦に負けてしまいます。

 僕が刈谷まで出かけられたので、怪我などで調子を落としていた選手たちの様子を見ることが出来ました。佐藤あり紗さんは脹脛から膝上までテーピング。腰だけでなく脚も復調途上のようです。さすがというプレーも多かったですが、物足りないのは本人も自覚していると思います。顔に出ていましたから。やはり体調を整えないと最高のプレーは出来ません。

 栗原選手は、昨日の試合によるお疲れモードで、それがライン際の微妙なコントロールに影響し、決定率を下げる結果となりました。しかし、二日間のフルセットに出ずっぱりで、最後までコートに立っていたのは一人だけ。賞賛に値すると思います。佐藤美弥さんは完全復調までもう一つ。

 日立の課題は、チーム全体では立ち上がりの悪さと連続失点の二つ。今でも最高のアンプという評価が多い、Lo-D(ローディー)ブランドの日立のアンプ HMA-9500Ⅱ。このアンプは立ち上がりが悪く、電源ON後1時間で良い音になりました。1,2セット取られてから本領発揮する日立リヴァーレと全く同じです。1セットの時間は約30分ですから。

 なぜ良い音になるのに時間がかかるのかというと、トランジスタの増幅率に誤差があるからです。コンデンサーが温まるまでの時間もありますが。僕が修理した9500はトランジスタの増幅率をキッチリ合わせているので最初から高音質です。なのに日立リヴァーレは相変わらず立ち上がりが悪いのは何故か?すみません、修理していない9500Ⅱがもう一台あるのです orz orz

 連続失点の欠点は、サーブレシーブの乱れや、ラリー中にチャンスボールを決められなくて相手に決められてしまう事や、ダイレクトで打ってオーバーとかの焦りが原因です。特に井上選手はダイレクトで打つとオーバーするシーンが多い。遠井選手も大事な場面でオーバーが多いので、二人とも性格的におとなしくテンパルのかもしれません。決めた時に喜びを爆発させるようにすれば、ここ一番に弱い殻を脱ぐことが出来ると思います。

 久光戦の練習時間で、特に時間を費やしていたのが長岡対策。レフティーの男性コーチがスパイクして、それをブロック陣が止めるという練習です。しかし、本番でのブロックは空回り。何故かと言うと、長岡選手のスパイクはただの強打ではないからです。長岡選手は滞空時間が長く、腕が他の選手より遅れて出てくるのでブロックのタイミングが合わない。

 長岡選手は、滞空時間の長いセンタープレーヤー(岡山の山口舞タイプ)がウイングやバックから打つ感じに近いのです。もしかして、長岡選手はセンタープレーヤーの経験があるのでは。(そう思って調べてみたらWGPでありましたが、中学生までの球歴が知りたいところ)

 日本人選手は、新鍋選手が代表のテイクバックの小さいアタックが多い。その中で、長岡選手だけがテイクバックが大きいからブロックのタイミングが合いにくい。その上で、センタープレーヤー的なタイミングで跳ぶ(要するに空中でボールを待つ)から、ブロックは余計にタイミングが合わない。強打というイメージに騙されているうちは止められません。本来、テイクバックの大きい選手は止めやすいはずですから。

 具体的に動画のコマ送りの分析結果を書くと、アタッカーの両足が離れた瞬間から、1. テイクバックまで、2. テイクバックからボールを叩くまで、3. アタック後に着地するまで、の三区分です。30コマで一秒の計算です。

長岡(皇后杯決勝 水田アップ) 7-5-10 合計22コマ
長岡(2013 グラチャン 中道アップ) 5-4-12 合計21コマ
江畑(2013 グラチャン 中道アップ) 8-4-8 合計20コマ
石井(2013 グラチャン 中道アップ) 4-7-11 合計22コマ
新鍋(皇后杯決勝 古藤アップ) 5-5-10 合計20コマ

 長岡選手は、日本代表で背の小さい中道セッターだと、踏み切る前からテイクバックを始めて、最高到達点前にアタックして降りています。結果はブロックアウト。それが、背の高いミドルブロッカーの水田が上げた時は、テイクバックも遅くてわずかに打ち下ろす形です。結果はストレート打ち抜き。

 日本代表では、江畑が最高到達点から下がるときに打つ、体重を乗っけて打ち下ろすタイプ。石井はテイクバック後に停止する時間が長くて、弓を引き絞って最高到達点で放つタイプです。新鍋は背が低いので、最高到達点で打つ、テイクバックも小さくて速いタイプ。

 実は、皇后杯決勝では長岡選手と古藤選手のタイミングが合わず、一番良かったのがミドルブロッカーの水田選手のトスアップでした。長岡選手を活かすには、背の高いセッターで高く上げたほうが良い。低くて速いトスは、相手のブロック陣を崩す利点より、アタッカーのタイミングがずれる欠点のほうが大きいのです。長岡選手は自己主張の強いセッターとは相性が悪いはずです。

 長岡選手を止めるには、ブロック陣が慌てて早くジャンプをするのではなく、冷静にボールの落ちてくるタイミングに合わせれば、後ろの大きくて腕が遅れるフォームに幻惑されることが少なくなると思います。0.1秒の世界ですけど。

 久光のヒーローインタビューは石井と長岡の二人でしたけど、サーブレシーブが正確だった石井選手のほうが目立ちました。日立との差はサーブレシーブとミスの差。久光の中田久美監督が2セット目に正面にいて余裕をこいてましたが、まあ見てなさいよと微笑んであげました。フルセットになって肝を冷やしたのでは。日立の疲労が大きかったから久光が勝てた。そう分析すれば更に強くなりますけど、古藤も含めて欠点は結構あるチームだと思います。

    エフライム工房 平御幸

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