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Channel: 平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図
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日立 HMA-9500Ⅱの修理 松戸 その5 R基板修理過程

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今回はRチャンネルのメイン基板の修理 (;^ω^)

HMA-9500Ⅱは、L基板とR基板は同じものではありません。基板裏のパーツもケーブル1本だけRが多い。また、終段MOS-FETの配置も違うので、再取り付けの時は注意が必要です。


R基板裏側の洗浄前
フラックス(松脂)でチューブも褐色になっている


同、基板裏のダイオードとディップマイカコンデンサーの取付部


白くて大きなソース抵抗0.22Ωは、元の場所でないと取り付けに苦労することがあるのでパーツ番号を4個に書いておく


パーツを取り外しているところ
中央の縦のグレーの抵抗は、過大入力の時に焼き切れるヒューズ抵抗で、この抵抗は残しておいた


フラックスクリーナーで洗浄して余計なフラックスも取り除いたところ


シリコンチューブをかぶせたダイオードの取り付け
元のビニルチューブより厚くて太いので同じ位置には取り付けられない


パーツ交換は順調だけど一箇所だけ抵抗の数値が間違っていた orz
後で修正 (^_^;)


ヒートシンク付きの中出力トランジスタは、プラネジにしてショート防止を徹底する
スペースが狭いのでネジをカットしてスペースを作る効果もある


基板裏のドレインへの電力供給ケーブル(赤)の取り付け


ディップマイカの取り付け
シリコンチューブが場所取るので取り付け位置を変えてある


ソース抵抗1個は左右逆にしてスペースを稼いだ
数値を間違っていた抵抗も正しく修正
MOS取り付けソケット下の筒型コンデンサーもディップマイカに交換


リレーも松下製の新品に交換
ディップマイカは、オリジナルは双信電気製で薄くて高価
多用した中国製は色が明るくて厚みがある
双信電気はとっくに生産していないので、生産設備を双信から譲り受けたのでは

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