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Channel: 平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図
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田原ピノキオの鼻が折れるとき

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岡山と広島の読者が、チャレンジ1のデンソー対熊本(猫田記念体育館)の試合を観戦するとかで、急遽、見どころを掲載することにしました (;^ω^)

チャレンジ1に落ちたデンソーは、同じく落ちた上尾にフルセット負けしただけで、さすがに強さを発揮しています。若手の底上げが大きな要因ですが、中でも2年目のセッター、田原愛里選手の成長が目につきます。

田原愛里選手の1年目は、高卒ということもあり華奢で、サマーリーグ比較で2年目の今年は上半身が逞しくなりました。一年目は、上半身だけダブダブに見えました。上だけサイズが一つ大きいようで、相変わらず、他の選手に比べてパンツがやけに短く見えますけど。これが、もともと子供体形の田原選手をより子供っぽく見せている理由です。


昨年の2015サマーリーグ 17番

田原愛里というセッターは天才型で、コーチに口やかましく指導されるのを嫌います。悪い点は自分で分かっているのだから、くどくどと周りが言うのはマイナス効果です。天才は褒めてナンボ。煽て上げて最後にちょっとアドバイスを加えるのが良いのです。天才は微妙なさじ加減に過剰に反応するからです。


ノートパソコンを持った井村コーチに対し、首を傾げて不満そう
余りうるさく言わないほうが良い時期

田原選手の魅力は、子供のように嬉々としてプレーしていることです。良いプレーをすると喜色満面でヤタ━━━━━━ヽ(゚∀゚)ノ ━━━━━━!!!!という顔をする。そのうち、鼻がムズムズしてピノキオのように伸びてくる。10センチも伸びたところでミスするとポキンと鼻が折れてしまう。けれど、めげないでまた鼻が伸びる。1試合で何度も伸びたり折れたりするけど、若いから立ち直るのも早い (^_^;)




以上、サービスエースを決めたあと
この子供のような嬉々とした自己表現が最大の魅力
バレーボール界のティル・オイレンシュピーゲル (^m^;)


鼻が伸びるのでムズムズしている (^=^;
リベロの山田選手に比べて超短パンに見える

気になる点は、アタッカーとコミュニケーションを取ろうとする余り、口やかましくなりそうなこと。試合中の流れを読んで、余計なことを言わないのも、アタッカーの集中力の持続には大切です。

日本代表レベルでプレーすれば、今のように自由闊達で悪戯小僧のように駆け回る事も難しくなります。悪戯小僧を容認できる代表監督はいないと思われるからです。その結果、せっかく伸びた鼻が折られてしまう。その時に没個性にならないように、実力を養って、プレーに文句を言わせない存在感を発揮してもらいたいと思います。東レの田代選手とか、岡山の宮下選手のような、没個性のセッターほどつまらないものはない。それにしても、宮下選手は痩せ過ぎでは。ちょっと気になりますね。東レの木村選手は背中の贅肉が目立って少し太いけど (・_・;)

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