今日は西東京に読者が引っ越してくるので何かあるかと心配したら、西東京がテリトリーのスワローズが1安打完封負け。東東京のテリトリーは虚人ですから。まあ予想したことですけど orz
昨日紹介した色覚チェックのテスト。点数が多いほど悪い結果なのですが、見事にゼロの人も出ました。ゼロはパーフェクト。でも、このテストは単純に色彩感覚の優劣を表してはいないのです。少し工夫すれば成績が良くなるからです。
成績の悪い人はおそらく、色の升目をランダムに入れ替えて、直感だけでグラデーションを作っているのだと思います。これではダメなのです。
僕のやり方は、隣同士の比較だけで並べて行くものです。一番上のチャートは黄色の強みだけで並べます。2番目の緑も同じく、隣り合った升目の黄色の色味だけで入れ替え。3番目の青は紫の強さだけを見ます。一番下の升目も隣り合った升目の紫が強いかどうかだけ。要するに、補色関係にある黄色と紫の強度だけ見れば、間違いが一桁に収まる仕組みになっているのです。
問題はここから。ところが、このやり方では、各チャートの端で混乱が起きてしまいます。と言うのも、隣り合ったものとの比較は常に3枚の升目で行われるからです。右隣りより黄色が強かったら左に移すとか。しかし、例えば右端では左隣りだけが比較の対象になります。右の升目は基準になる色で、同一の色が2つ並ぶ事になります。これが悪いのです。
このようなテストチャートを見るときに、人間の目は違いを見るように感度を上げます。だから、基本となる升目と同じ色の升目が隣に来ても、何とか違いを検出しようと脳が考えてしまうのです。その結果、同じ色なのに違って見えてしまい、ここで本来は正しくない色と入れ替えてしまう。これで2点の減点です。
このように、各チャートの端の方で間違いが起こりやすい。また、このチャート自体がグラデーションとしては凸凹が多く、一列にした画面では正解の所でも縞模様が出来る欠陥を持っています。最初に4つ間違った画面のキャプチャーも、間違っているところのほうが、正しいところよりも滑らかな場合があります。
![]()
初めてのチャレンジで間違いが4
正しい所でも縞模様で凸凹がある
もう一つ問題があるのは、色の解像度の問題です。人間の目は左右で働きが違い、僕の場合は色は左目で見て、利き目の右目は明渡を含めた解像度優先で見ているような気がします。右目で見たほうが、左目で見た時よりも縞模様が強調されて見えるからです。
1つの升目を両目で見るときに、右目と左目とで見え方が異なるから、ここで脳が混乱してしまう。その証拠に、出来上がった升目を別のソフトでキャプチャーし、升目を大きくして見れば間違いが分かるようになります。
![]()
下から2番目の緑のチャートで左から6番目に間違いがある
![]()
拡大すると間違いが分かりやすい
実際、升目を大きくして間違いを発見し、それを修正してテスト結果を見たら満点になっていました。何度やっても間違いが4だったのに、升目を大きくしただけでパーフェクト。要するに、人によって目の色解像度が違うのだから、カラーチャートは大きく作らないと誤誘導を避けられない欠陥があるのです。
![]()
拡大して修正したらパーフェクト
特に、年齢とともに目の解像度は低下するし、精神年齢に応じた色彩感覚という問題もあるので、色のテストは元来とても難しい代物なのです。おそらく、大学の色彩学の先生でも間違えるはずですから。やはり、精神を健康に保つ人が良い結果を出すとも考えられるので、成績の悪かった人は精神面の升目を入れ替える必要があるかもしれません。
なお、ドバイワールドカップの実況掲示板と放送が見られるサイト
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/dome/1427434188/
https://www.amwestentertainment.com/dubai-racing/live-video/
エフライム工房 平御幸
昨日紹介した色覚チェックのテスト。点数が多いほど悪い結果なのですが、見事にゼロの人も出ました。ゼロはパーフェクト。でも、このテストは単純に色彩感覚の優劣を表してはいないのです。少し工夫すれば成績が良くなるからです。
成績の悪い人はおそらく、色の升目をランダムに入れ替えて、直感だけでグラデーションを作っているのだと思います。これではダメなのです。
僕のやり方は、隣同士の比較だけで並べて行くものです。一番上のチャートは黄色の強みだけで並べます。2番目の緑も同じく、隣り合った升目の黄色の色味だけで入れ替え。3番目の青は紫の強さだけを見ます。一番下の升目も隣り合った升目の紫が強いかどうかだけ。要するに、補色関係にある黄色と紫の強度だけ見れば、間違いが一桁に収まる仕組みになっているのです。
問題はここから。ところが、このやり方では、各チャートの端で混乱が起きてしまいます。と言うのも、隣り合ったものとの比較は常に3枚の升目で行われるからです。右隣りより黄色が強かったら左に移すとか。しかし、例えば右端では左隣りだけが比較の対象になります。右の升目は基準になる色で、同一の色が2つ並ぶ事になります。これが悪いのです。
このようなテストチャートを見るときに、人間の目は違いを見るように感度を上げます。だから、基本となる升目と同じ色の升目が隣に来ても、何とか違いを検出しようと脳が考えてしまうのです。その結果、同じ色なのに違って見えてしまい、ここで本来は正しくない色と入れ替えてしまう。これで2点の減点です。
このように、各チャートの端の方で間違いが起こりやすい。また、このチャート自体がグラデーションとしては凸凹が多く、一列にした画面では正解の所でも縞模様が出来る欠陥を持っています。最初に4つ間違った画面のキャプチャーも、間違っているところのほうが、正しいところよりも滑らかな場合があります。

初めてのチャレンジで間違いが4
正しい所でも縞模様で凸凹がある
もう一つ問題があるのは、色の解像度の問題です。人間の目は左右で働きが違い、僕の場合は色は左目で見て、利き目の右目は明渡を含めた解像度優先で見ているような気がします。右目で見たほうが、左目で見た時よりも縞模様が強調されて見えるからです。
1つの升目を両目で見るときに、右目と左目とで見え方が異なるから、ここで脳が混乱してしまう。その証拠に、出来上がった升目を別のソフトでキャプチャーし、升目を大きくして見れば間違いが分かるようになります。

下から2番目の緑のチャートで左から6番目に間違いがある

拡大すると間違いが分かりやすい
実際、升目を大きくして間違いを発見し、それを修正してテスト結果を見たら満点になっていました。何度やっても間違いが4だったのに、升目を大きくしただけでパーフェクト。要するに、人によって目の色解像度が違うのだから、カラーチャートは大きく作らないと誤誘導を避けられない欠陥があるのです。

拡大して修正したらパーフェクト
特に、年齢とともに目の解像度は低下するし、精神年齢に応じた色彩感覚という問題もあるので、色のテストは元来とても難しい代物なのです。おそらく、大学の色彩学の先生でも間違えるはずですから。やはり、精神を健康に保つ人が良い結果を出すとも考えられるので、成績の悪かった人は精神面の升目を入れ替える必要があるかもしれません。
なお、ドバイワールドカップの実況掲示板と放送が見られるサイト
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/dome/1427434188/
https://www.amwestentertainment.com/dubai-racing/live-video/
エフライム工房 平御幸