ボラーレ

　日曜の阪神で、ウオッカの初仔ボラーレがデビューします。巨大すぎると心配された馬体重は、当初の600kgオーバーから絞れて580kg台だとか。それでも大きすぎるので、何戦か叩いてからだと思います。

　大きな競走馬は故障が多く、また馬体を持て余して鈍重になり、余り大成した馬はいません。日本では530kg台がリミットで、アメリカでも引退レースまで無敗で来た牝馬ゼニヤッタが550kg台で、これが例外的に大きな馬の最強馬です。巨体故に仕上がりが遅れて、日本の菊花賞の頃にようやくデビューでした。

　ゼニヤッタは最後の直線を向くまで殿で、直線だけでゴボウ抜きして勝つパターンから大人気になりました。アメリカの競馬場は小回りなので、巨体ではコーナーを上手に回れず、どうしてもコーナーごとに置いて行かれます。それでも、直線の足はケタ違いで、負けた引退レースを見ましたが、物凄い追い込みでした。人気が出たのも納得です。ボラーレはゼニヤッタよりも30kgも大きいので、強ければ人気は物凄いことになるでしょう。

　さて、今日の天気は変で、晴れ予報なのに昼間から雨。国土交通省のサイトでリアルタイムレーダーを見ていたら、雨雲が次から次へと湧いてきて、厚木を中心とした一帯が小雨の雨雲で覆われています。これは女神の祟りっぽい。

　というのも、バレーボールの動画を編集しようと、尼損でPowerDirector 12を購入して届くのが今日。ところが、昨晩に厚木のゲートを通過してから、配達状況の更新なし。ようやく配達に出たと思ったら、届いたのは20時過ぎ。仕方ないので雨具を着込んでパンと晩御飯を買いに。

　ところが摩訶不思議。降っているはずの雨の形跡はなく、傘を差している人も皆無。これは、女神の罠にハマったと直感。養子で有名な必殺仕置人の中村主水が、奥さんと姑に「婿殿」と呼ばれて正座をさせられるシーンを思い出しました。案の定、女神は不機嫌で目が怒っているし、オデコの額から角が見えるような…((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ。

　リアルタイムレーダーで完璧に雲一つ無くても、自転車で出かけるのは辛くなるような雨のことがあります。今日はその反対でしたが、大阪でバレーボールを見てきたのがバレたような気がしないでもない。

　動画編集ソフトを購入した理由ですが、日立の応援歌に字幕を入れてみたい。せっかく丸ごと撮影した勝ち試合が、カメラが重くて傾いていたので、編集で水平にしたいなどなどの理由があります。自分で寝転んでモニターを眺める分には、傾いている方が見やすくて良いのですが、動画サイトにアップするには気が引けます。

　ビデオカメラは基本的に円筒形なのだから、入れ子式の二重構造にすれば常に水平を保てるメカニズムは簡単にできると思います。メーカーにとっては目からウロコのような発想ですが、パナソニツクはデジタル処理で水平を保つ製品を出しました。これで高画質なら欲しいですね。カメラが4kになったら、マウスだけで編集できるソフト開発も必要です。

　　　　エフライム工房　平御幸