土曜日は阪神で桜花賞トライアルのチューリップ賞。日曜日は中山で皐月賞トライアルの弥生賞が行われます。
金曜日は曇り予想なのに突然の雨で、それでもノコノコと出かけたら女神が珍しくチェンジを断っていたのですが、それを見ていないバイトの子がチェンジを申し出て苦笑いの交代。久しぶりに晴れの良馬場で行われます。木曜日の夜に久々に閉店際に行ったら、カウンターの中でしゃがんで隠れました。まるで恥ずかしがりの子供です。
チューリップ賞はハープスターがどんな勝ち方をするかだけが注目で、他馬は桜花賞の権利取りで精一杯。開幕週の阪神は、インの経済コースを逃げた馬が直線で逃げ足を伸ばして楽勝というケースが見られました。馬場の傾向が同じなら、エルフィンステークスを逃げ切ったシャイニーガールが、女神ばりに恥ずかしながらの逃走劇を見せるか。
弥生賞は大物感のある馬が不在で、ラジニケ1、2着のワンアンドオンリー、アズマシャトルに、京成杯組のキンクズオブザサンとアデイインザライフが加わり、若駒ステークスまで3連勝中のトゥザワールドを含めた5頭が皐月賞の権利(3着まで)を争う形。
人気になりそうなトゥザワールドは、全兄が重賞5勝のトゥザグローリーで、兄と同じように巨体で押すパワー型。デビュー戦でバンドワゴンに6馬身もちぎられていますから、3連勝も鵜呑みに出来ません。
ラジニケ勝ち馬のワンアンドオンリーは、晩成の産駒が多いハーツクライの子としては珍しく早い時期に重賞勝ち。ハーツクライはダービーでトゥザワールドの父キングカメハメハの2着に来た後に低迷。古馬になってから有馬記念でディープインパクトを破って復活。ドバイシーマクラシックとキングジョージで見せたワールドクラスの強さは、今も語り草になっています。
先週の中山記念を勝ったジャスタウェイもハーツクライ産駒ですが、ワンアンドオンリーの方が父に似ています。母系のタイキシャトル、ダンチヒ、ミスタープロスペクターはスピード系ですが、ダンチヒもミスプロも世代を重ねるごとに距離を克服するので有名。キングカメハメハはこのミスプロ系です。
ワンアンドオンリーの三代母は、皐月賞を15番人気で制したノーリーズンの母として有名なアンブロジン。昨年のダービー馬キズナと同じ前田さんのノースヒルズマネジメントの生産なので、この馬がダービーを制したら2頭で凱旋門賞に挑戦するのでょうか。ちなみに、ノーリーズンの弟のグレイトジャーニー(父サンデーサイレンス)はフランスで種牡馬になっています。
中心馬不在の時は、競馬ブックのパドックで馬体を見ると良く当たるのですが、昨年の皐月賞時のロゴタイプのような惚れ惚れする馬は居ないですね。アデイインザライフは父ディープインパクトとは似ていない巨漢馬で、後方からのまくりで届かない不器用さが心配。青葉賞からダービーの方が良さそうですけど。
結論として、ワンアンドオンリーからトゥザワールドと、母の父マルゼンスキーが上半身に出ているアズマシャトルまで。この時期は高校生が成長する時期に似て、一週間単位でがらりと変わる馬もいるので、良い意味で裏切ってくれる馬が出て来て欲しいですね。
金曜日は曇り予想なのに突然の雨で、それでもノコノコと出かけたら女神が珍しくチェンジを断っていたのですが、それを見ていないバイトの子がチェンジを申し出て苦笑いの交代。久しぶりに晴れの良馬場で行われます。木曜日の夜に久々に閉店際に行ったら、カウンターの中でしゃがんで隠れました。まるで恥ずかしがりの子供です。
チューリップ賞はハープスターがどんな勝ち方をするかだけが注目で、他馬は桜花賞の権利取りで精一杯。開幕週の阪神は、インの経済コースを逃げた馬が直線で逃げ足を伸ばして楽勝というケースが見られました。馬場の傾向が同じなら、エルフィンステークスを逃げ切ったシャイニーガールが、女神ばりに恥ずかしながらの逃走劇を見せるか。
弥生賞は大物感のある馬が不在で、ラジニケ1、2着のワンアンドオンリー、アズマシャトルに、京成杯組のキンクズオブザサンとアデイインザライフが加わり、若駒ステークスまで3連勝中のトゥザワールドを含めた5頭が皐月賞の権利(3着まで)を争う形。
人気になりそうなトゥザワールドは、全兄が重賞5勝のトゥザグローリーで、兄と同じように巨体で押すパワー型。デビュー戦でバンドワゴンに6馬身もちぎられていますから、3連勝も鵜呑みに出来ません。
ラジニケ勝ち馬のワンアンドオンリーは、晩成の産駒が多いハーツクライの子としては珍しく早い時期に重賞勝ち。ハーツクライはダービーでトゥザワールドの父キングカメハメハの2着に来た後に低迷。古馬になってから有馬記念でディープインパクトを破って復活。ドバイシーマクラシックとキングジョージで見せたワールドクラスの強さは、今も語り草になっています。
先週の中山記念を勝ったジャスタウェイもハーツクライ産駒ですが、ワンアンドオンリーの方が父に似ています。母系のタイキシャトル、ダンチヒ、ミスタープロスペクターはスピード系ですが、ダンチヒもミスプロも世代を重ねるごとに距離を克服するので有名。キングカメハメハはこのミスプロ系です。
ワンアンドオンリーの三代母は、皐月賞を15番人気で制したノーリーズンの母として有名なアンブロジン。昨年のダービー馬キズナと同じ前田さんのノースヒルズマネジメントの生産なので、この馬がダービーを制したら2頭で凱旋門賞に挑戦するのでょうか。ちなみに、ノーリーズンの弟のグレイトジャーニー(父サンデーサイレンス)はフランスで種牡馬になっています。
中心馬不在の時は、競馬ブックのパドックで馬体を見ると良く当たるのですが、昨年の皐月賞時のロゴタイプのような惚れ惚れする馬は居ないですね。アデイインザライフは父ディープインパクトとは似ていない巨漢馬で、後方からのまくりで届かない不器用さが心配。青葉賞からダービーの方が良さそうですけど。
結論として、ワンアンドオンリーからトゥザワールドと、母の父マルゼンスキーが上半身に出ているアズマシャトルまで。この時期は高校生が成長する時期に似て、一週間単位でがらりと変わる馬もいるので、良い意味で裏切ってくれる馬が出て来て欲しいですね。