Quantcast
Channel: 平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2074

日立 HMA-9500Ⅱの修理 松戸

$
0
0
松戸の読者のパワーアンプを本格的に修理しています。このアンプは改造を受けているジャンク品を落札したもので、電源ケーブルがカットされ、おまけに電源スイッチもパスされていたものです。

以前は定電圧基板に少し手を入れただけでしたが、二度目の今回は徹底的に修理。すでに、整流ダイオードは最もノイズの少ないショットキーバリアダイオードに交換。今は電源ケーブルの交換と電源スイッチの復活をしているところ。電源スイッチがパスされていた理由は、おそらくはオン時のノイズ。スイッチが劣化すると強烈なショック音が出ます。実際、抵抗値を測ったら少し高かった。

一般には知られていませんが、HMA-9500Ⅱの電源スイッチは贅沢な2系統です。スイッチが劣化しても、もう1系統に繋げば復活する仕組み。さすがは無駄に立派なアンプです (;^ω^)

ケーブルは劣化するものなので、本当は全部交換したいのですが、トランスから直に出ているケーブルは交換できません。今回は電源ケーブルを丸型キャブタイヤの2.0スケアにしました。この結果、ケーブルをアンプから出すコードプロテクターも交換しなくてはなりません。ただいま発注中 🐭

この後は、電解コンデンサーの全交換と抵抗のチェックと交換。電源のブロックコンデンサーも容量抜けなら交換です。今のところ、リレー回路のトランジスタが1個死んでいました。トランジスタは全部外してhFE測定器にかけ、数値を測ってから交換しています。動作品でも出来るだけ交換なのは、これから10年とか使えるようにするためです (^_^;)

ということで~画像はあとで追加します m(_ _)m

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2074

Trending Articles