アンプ制作で一番面倒なのは配線ですが、ミニアンプの場合はボリューム回りとパワーMOS-FETの配線が厄介です。今までいろいろと試行錯誤してきたのですが、一番簡単で時間のかからない方法を考案しました。
今までは、先にMOSにケーブルをハンダ付けしていたのですが、逆転の発想でハンダ付けを最後にしました。
まず、3端子ターミナルに15mmの針金(コンデンサや抵抗の切り落とした足)を差し込んでおきます。これはできるだけ太いのが良いです。被覆の着いたケーブルでも構いません。
次に、MOS-FETの足を直角に2回、折り曲げておきます。根本から3mmと先端から3~4mmの2ヶ所で、先端は水平になるようにします。
ターミナルに固定した針金とMOS-FETの足をハンダ付けする前
MOSをマイカとシリコングリスで絶縁したケースに取り付けたら、基板を嵌めて、ターミナルに取り付けた針金とMOSの足をハンダ付け。この場合、基板が緩いと、針金とMOSの足に不揃いが出来ます。Lチャンネルの1本をハンダ付けしたら、Rチャンネルの反対側をハンダ付けして、基板が左右均等になるようにします。あとは残りをハンダ付けするだけ。
ハンダ付けの後
ターミナルの穴とMOSの足の先端は同じ高さになる(ケース底から10~11mm)
拡大
この方法は、特に熱収縮チューブを被せる必要がありません。心配な人は被せればよし。また、MOSのタイプを変えて、ピンアサインの違う2SJ313/2SK2013などを使うには、MOSのソースとドレインの配線が交差するので、針金での配線は出来ません。ソースとドレインのケーブルは、交差する分長くして20mm~25mmは必要です。ゲートの線はそのまま15mmで大丈夫です。
なお、若松通商の通販は2SJ76/2SK213を突然の値上げ。みんなが買ったから、1.5倍の値段になりました。もっとも、コンプリの1260円は、古代史で書いてある3.5倍罰の1260年と同じなので、浅田真央のトリプルアクセル(3.5回転)と同じく、3.5という数字に支配されたと見ることが出来ます。いよいよ、聖書に記されたイスラエルの七倍罰が許される時代が来たのです。その前に、厳しい選別がありますけど。選別されたMOSを使っている人には厳しくないですね。
追加 東京光音のボリュームと基板の使い方
音質劣化の少ない東京光音製ボリュームを、自作専用基板で使う場合の注意点を書きます。
まず、アースは1本で良いので、ボリューム基板の配線は、LRイン(入力端子へ)、LRアウト(基板へ)、アース、の5本となります。ボリューム基板のアース穴は4個ですが、1個に配線して全部、針金で繋ぎます。
Lイン(黄色)、Rイン(橙色)、Lアウト(白)、Rアウト(赤)、アース(緑色)
基板側は、中央に使っていない(どことも繋がっていない)ランドがあるので、ここをアースの中継に使います。ボリームからのアース1本(緑色)と、入力端子からのアース2本(茶色)と、基板のアースと接続する線が1本(緑色)の4本のアース線が1箇所に集まります。こちらのランドも針金で繋いでおきます。
4本のアース線が1箇所に
LED抵抗のパターンと接触させないように注意
入力端子側は、熱収縮チューブの5mm径を使って束ねました(ほんと式)が、ケーブルは結構長くなるので実測値を書いておきます。
茶 11センチと11.5センチの2本
入力 14センチ(橙色)と15センチ(黄色)
ボリュームから基板へ 7センチ(R 赤)と10センチ(L 白)
ボリュームから基板へのアース 7センチ(緑色)
その他 DCジャック+~電源スイッチ 16センチ
電源スイッチ~基板+ 12.5センチ
基板-~DCジャック- 8.5センチ
エフライム工房 平御幸
今までは、先にMOSにケーブルをハンダ付けしていたのですが、逆転の発想でハンダ付けを最後にしました。
まず、3端子ターミナルに15mmの針金(コンデンサや抵抗の切り落とした足)を差し込んでおきます。これはできるだけ太いのが良いです。被覆の着いたケーブルでも構いません。
次に、MOS-FETの足を直角に2回、折り曲げておきます。根本から3mmと先端から3~4mmの2ヶ所で、先端は水平になるようにします。
ターミナルに固定した針金とMOS-FETの足をハンダ付けする前
MOSをマイカとシリコングリスで絶縁したケースに取り付けたら、基板を嵌めて、ターミナルに取り付けた針金とMOSの足をハンダ付け。この場合、基板が緩いと、針金とMOSの足に不揃いが出来ます。Lチャンネルの1本をハンダ付けしたら、Rチャンネルの反対側をハンダ付けして、基板が左右均等になるようにします。あとは残りをハンダ付けするだけ。
ハンダ付けの後
ターミナルの穴とMOSの足の先端は同じ高さになる(ケース底から10~11mm)
拡大
この方法は、特に熱収縮チューブを被せる必要がありません。心配な人は被せればよし。また、MOSのタイプを変えて、ピンアサインの違う2SJ313/2SK2013などを使うには、MOSのソースとドレインの配線が交差するので、針金での配線は出来ません。ソースとドレインのケーブルは、交差する分長くして20mm~25mmは必要です。ゲートの線はそのまま15mmで大丈夫です。
なお、若松通商の通販は2SJ76/2SK213を突然の値上げ。みんなが買ったから、1.5倍の値段になりました。もっとも、コンプリの1260円は、古代史で書いてある3.5倍罰の1260年と同じなので、浅田真央のトリプルアクセル(3.5回転)と同じく、3.5という数字に支配されたと見ることが出来ます。いよいよ、聖書に記されたイスラエルの七倍罰が許される時代が来たのです。その前に、厳しい選別がありますけど。選別されたMOSを使っている人には厳しくないですね。
追加 東京光音のボリュームと基板の使い方
音質劣化の少ない東京光音製ボリュームを、自作専用基板で使う場合の注意点を書きます。
まず、アースは1本で良いので、ボリューム基板の配線は、LRイン(入力端子へ)、LRアウト(基板へ)、アース、の5本となります。ボリューム基板のアース穴は4個ですが、1個に配線して全部、針金で繋ぎます。
Lイン(黄色)、Rイン(橙色)、Lアウト(白)、Rアウト(赤)、アース(緑色)
基板側は、中央に使っていない(どことも繋がっていない)ランドがあるので、ここをアースの中継に使います。ボリームからのアース1本(緑色)と、入力端子からのアース2本(茶色)と、基板のアースと接続する線が1本(緑色)の4本のアース線が1箇所に集まります。こちらのランドも針金で繋いでおきます。
4本のアース線が1箇所に
LED抵抗のパターンと接触させないように注意
入力端子側は、熱収縮チューブの5mm径を使って束ねました(ほんと式)が、ケーブルは結構長くなるので実測値を書いておきます。
茶 11センチと11.5センチの2本
入力 14センチ(橙色)と15センチ(黄色)
ボリュームから基板へ 7センチ(R 赤)と10センチ(L 白)
ボリュームから基板へのアース 7センチ(緑色)
その他 DCジャック+~電源スイッチ 16センチ
電源スイッチ~基板+ 12.5センチ
基板-~DCジャック- 8.5センチ
エフライム工房 平御幸