フルセット好きな日立リヴァーレは、今日のトヨタ車体戦も申し合わせたかのようにフルセット orz
ニコ生観戦前に紅茶を淹れて、北海道のお菓子として有名な白い恋人一枚と、ポンパドウルのミニクーヘン・パンプキンを用意してと思ったら、ダージリンのティーバッグの包装(日立のユニフォームの紫)を落としてしまいました。昨日は丸めてポイしたあとで、縁起が悪いから拾い上げてシワを伸ばしたのですが、今日は注意していたのに手からスルリ orz
白い恋人は、試聴会から戻ったCDなどを入れた箱に入れられていたもので、昨日はダークグリーンの包装のものを食べていると久光に流れが来て、リバースの白いデザインのものを食べていると日立に流れがきました。昨日の勝利で喜びすぎて、今日は白いのが一枚きり。
それで、佐藤あり紗さんがツイッターで近江あかりさんにお土産のバームクーヘンを要望していたので、昨日の試合後にパンプキンのミニクーヘンを買っていたのです。というのも、開幕戦の東京体育館を出たあと、目の前のお店に入って読者が食べたのがバウムクーヘン。僕も一切れもらって食べましたから、これは買って置くが吉です。
パンプキンのミニクーヘン
今日の日立リヴァーレは出足から好調で、昨日の最後の流れを引き継いでいました。しかし、やはり苦手意識が徐々に頭をもたげ、気がついてみたら2,3セット連取されて第4セットもヤバゲな雰囲気。そこで、今日のタイトルである「日立がトヨタ車体に勝つには」というテーマで、原稿を頭の中で書き始めました。不思議なことに、そこから日立に流れがきて逆転勝利です。
日立の流れなのに逆転を食らった第2セットから第4セット中盤まで、日立の選手は力みまくって自滅状態でした。苦手意識から、粘られると恐怖心が生じ、それを払拭するために強打で圧倒しようとする。ところが、力むとスピードが落ちるし、正確性もなくなるし、周りも見えなくなると、いう負の連鎖に陥ってしまいます。特に、セッターの佐藤美弥さんと佐々木選手がひどかった。
トヨタ車体というチームは、オフィシャルプログラムに分析されているように、突出したところのない、何で勝っているか分からないチームです。日立が苦手としているもう一つのチームである岡山は、トヨタ車体に輪をかけてピンクの戦力値が低いチーム。日立が大関を狙う関脇なら、トヨタ車体は技巧派の小結で、岡山は学生相撲出身の前頭筆頭という程度です。それなのになぜ日立が苦手とするのか?
オフィシャルプログラムから日立(上)とトヨタ車体の戦力値
それは、大型力士によく見られる不器用さにあります。体格もありパワーもあるのに、小兵の技巧派力士にコロコロと転がされるイメージ。それが日立リヴァーレであり、横綱の久光と差があるところなのです。
では、日立リヴァーレはどのようにすればよいのか?それは力を抜いて、六分の力で戦う余裕を持つことです。力んだ全力より、力を抜いて六分で打ったアタックの方が切れとスピードとコントロールがある。何よりも、相手のブロックにかからないし、守備の正面を突くことも少なくなるのです。
本当の横綱というのは、相手に力を出させておいてから仕留めます。この余裕は、六分の力でも負けないという自信から生まれます。そのための猛稽古は当然ですが。そして、余裕の中から、極限状態での集中力と底力が育まれます。横綱には余力がある。その余力こそ、平時の六分の精神から生まれてくるものなのです。
第4セットで日立が持ち直したときに、サーブを失敗している3番井上選手にピンチサーバーとして13番の石田選手を送った場面。何で石田と思った人もいるかもしれませんが、石田選手は日立切っての軟体選手。サーブミスが許されない場面で、力を抜いてサーブをして欲しいという監督の名采配です。期待に応えた石田選手で2点は大きかった。石田選手をメンバーに加えて欲しいと書いた僕もニンマリです。
トヨタ車体も今期不調ですが、その原因は補強の失敗だけでなく、試合中のコーチ陣の大声にあるような気がします。セッターの藤田選手は聡明で、セット間にノートパソコンを抱え、他の選手とデータ分析しています。監督もコーチも、藤田に任せておけばいいというのがトヨタ車体の強さの理由。ところが、試合中のコーチの大声で、選手の集中力が途切れてしまうのです。
ノートパソコンを抱る藤田夏未セッターと、覗きこむ平松選手他
試合中に選手に声をかけるのは監督のみ。それも本当に必要なときにだけ有効で、のべつ幕なしに声を張り上げるコーチは選手の邪魔しているだけ。二部落ちしたJTもコーチの声がうるさかったというコメントがありましたね。選手が本当に集中した時はコーチの声なんか入らないし、またそうでなくては選手として二流だと思います。
選手が自分で考えながら試合を構築していく。それができたら優勝できる。監督やコーチは、相手の分析や、選手の好調不調や、相手との相性の判断に集中すべきで、大声を出して勝てるなら誰も苦労しません。女の子はデリカシーのない男は基本的に嫌いなのです。ちゃんと自分たちを見ていて、タイムアウトの時に的確なアドバイスをしてくれる首脳陣が選手に信頼される。名指揮者が目で指揮するのと同じです。
なお、試合後に買い物に出たら、自民党の谷垣幹事長の応援演説がありました。寒くなったのでリュックの中から黒と白のチェックのマフラーを出して首に巻きました。白と黒の斑は、日本人の祖先であるヤコブのシンボルなので、僕はヤコブの代理として見届けることになったのです。
僕の選挙区は神奈川16区。昨日から上尾に復帰した皆本明日香選手も背番号16。まだ試聴会の16分割の一升パンから一週間。東レが1勝しか出来ないのも1勝パンのせいかもしれませんね。それにしても、ヒーローインタビューの佐藤あり紗さんの、応援団に向けての「いつも面白い応援をありがとうございます」には笑いました。応援団もずっこけていましたが、こういうウケ狙いが出来るのは良いことです。
エフライム工房 平御幸
ニコ生観戦前に紅茶を淹れて、北海道のお菓子として有名な白い恋人一枚と、ポンパドウルのミニクーヘン・パンプキンを用意してと思ったら、ダージリンのティーバッグの包装(日立のユニフォームの紫)を落としてしまいました。昨日は丸めてポイしたあとで、縁起が悪いから拾い上げてシワを伸ばしたのですが、今日は注意していたのに手からスルリ orz
白い恋人は、試聴会から戻ったCDなどを入れた箱に入れられていたもので、昨日はダークグリーンの包装のものを食べていると久光に流れが来て、リバースの白いデザインのものを食べていると日立に流れがきました。昨日の勝利で喜びすぎて、今日は白いのが一枚きり。
それで、佐藤あり紗さんがツイッターで近江あかりさんにお土産のバームクーヘンを要望していたので、昨日の試合後にパンプキンのミニクーヘンを買っていたのです。というのも、開幕戦の東京体育館を出たあと、目の前のお店に入って読者が食べたのがバウムクーヘン。僕も一切れもらって食べましたから、これは買って置くが吉です。
パンプキンのミニクーヘン
今日の日立リヴァーレは出足から好調で、昨日の最後の流れを引き継いでいました。しかし、やはり苦手意識が徐々に頭をもたげ、気がついてみたら2,3セット連取されて第4セットもヤバゲな雰囲気。そこで、今日のタイトルである「日立がトヨタ車体に勝つには」というテーマで、原稿を頭の中で書き始めました。不思議なことに、そこから日立に流れがきて逆転勝利です。
日立の流れなのに逆転を食らった第2セットから第4セット中盤まで、日立の選手は力みまくって自滅状態でした。苦手意識から、粘られると恐怖心が生じ、それを払拭するために強打で圧倒しようとする。ところが、力むとスピードが落ちるし、正確性もなくなるし、周りも見えなくなると、いう負の連鎖に陥ってしまいます。特に、セッターの佐藤美弥さんと佐々木選手がひどかった。
トヨタ車体というチームは、オフィシャルプログラムに分析されているように、突出したところのない、何で勝っているか分からないチームです。日立が苦手としているもう一つのチームである岡山は、トヨタ車体に輪をかけてピンクの戦力値が低いチーム。日立が大関を狙う関脇なら、トヨタ車体は技巧派の小結で、岡山は学生相撲出身の前頭筆頭という程度です。それなのになぜ日立が苦手とするのか?
オフィシャルプログラムから日立(上)とトヨタ車体の戦力値
それは、大型力士によく見られる不器用さにあります。体格もありパワーもあるのに、小兵の技巧派力士にコロコロと転がされるイメージ。それが日立リヴァーレであり、横綱の久光と差があるところなのです。
では、日立リヴァーレはどのようにすればよいのか?それは力を抜いて、六分の力で戦う余裕を持つことです。力んだ全力より、力を抜いて六分で打ったアタックの方が切れとスピードとコントロールがある。何よりも、相手のブロックにかからないし、守備の正面を突くことも少なくなるのです。
本当の横綱というのは、相手に力を出させておいてから仕留めます。この余裕は、六分の力でも負けないという自信から生まれます。そのための猛稽古は当然ですが。そして、余裕の中から、極限状態での集中力と底力が育まれます。横綱には余力がある。その余力こそ、平時の六分の精神から生まれてくるものなのです。
第4セットで日立が持ち直したときに、サーブを失敗している3番井上選手にピンチサーバーとして13番の石田選手を送った場面。何で石田と思った人もいるかもしれませんが、石田選手は日立切っての軟体選手。サーブミスが許されない場面で、力を抜いてサーブをして欲しいという監督の名采配です。期待に応えた石田選手で2点は大きかった。石田選手をメンバーに加えて欲しいと書いた僕もニンマリです。
トヨタ車体も今期不調ですが、その原因は補強の失敗だけでなく、試合中のコーチ陣の大声にあるような気がします。セッターの藤田選手は聡明で、セット間にノートパソコンを抱え、他の選手とデータ分析しています。監督もコーチも、藤田に任せておけばいいというのがトヨタ車体の強さの理由。ところが、試合中のコーチの大声で、選手の集中力が途切れてしまうのです。
ノートパソコンを抱る藤田夏未セッターと、覗きこむ平松選手他
試合中に選手に声をかけるのは監督のみ。それも本当に必要なときにだけ有効で、のべつ幕なしに声を張り上げるコーチは選手の邪魔しているだけ。二部落ちしたJTもコーチの声がうるさかったというコメントがありましたね。選手が本当に集中した時はコーチの声なんか入らないし、またそうでなくては選手として二流だと思います。
選手が自分で考えながら試合を構築していく。それができたら優勝できる。監督やコーチは、相手の分析や、選手の好調不調や、相手との相性の判断に集中すべきで、大声を出して勝てるなら誰も苦労しません。女の子はデリカシーのない男は基本的に嫌いなのです。ちゃんと自分たちを見ていて、タイムアウトの時に的確なアドバイスをしてくれる首脳陣が選手に信頼される。名指揮者が目で指揮するのと同じです。
なお、試合後に買い物に出たら、自民党の谷垣幹事長の応援演説がありました。寒くなったのでリュックの中から黒と白のチェックのマフラーを出して首に巻きました。白と黒の斑は、日本人の祖先であるヤコブのシンボルなので、僕はヤコブの代理として見届けることになったのです。
僕の選挙区は神奈川16区。昨日から上尾に復帰した皆本明日香選手も背番号16。まだ試聴会の16分割の一升パンから一週間。東レが1勝しか出来ないのも1勝パンのせいかもしれませんね。それにしても、ヒーローインタビューの佐藤あり紗さんの、応援団に向けての「いつも面白い応援をありがとうございます」には笑いました。応援団もずっこけていましたが、こういうウケ狙いが出来るのは良いことです。
エフライム工房 平御幸