凱旋門賞は連覇したトレヴの強さだけが際立ちましたが、2着のフリントシャーは昨年の凱旋門賞でキズナに負けている程度の馬。レースレベルは決して高くはありません。
今年は雨が少なく、日本の高速馬場に近い硬い馬場で行われました。そこに超スローの展開ですから、必然的に上がりの600mは勝ったトレヴで33.84秒。6着のハープスターは33.35秒と最速でした。トレヴとハープスターの着差は4馬身。6馬身で1秒と計算されますから、タイム差は0.7秒。最後の200mに12秒かかった計算でも、あと11.7mハープスターの位置取りが前なら勝っていたのです。
これは机上の空論ではなく、実際にトレヴとハープスターの通ったコースと位置取りを比較して、十分に逆転可能だったと分かるのです。
ロンシャンのコースは難しいと言われますが、川田騎手はまず、坂の手前の楽な位置で離されすぎるミスをしています。スローペースなのだから、坂の手前で追いつき、坂はゆっくりと上り下るのが定石。それを坂の上りで追いついて無駄にエネルギーを消費させています。
次に、最後の直線の前にある幻のストレートと言われるフォルスストレートが難所。強い馬は、ここから仕掛けて、直線入り口では前を完全に射程距離としています。中央競馬は勝ちタイムと同時に最後の3ハロン(600m)の上がりタイムを記録していますが、1992年までのデータでは4ハロン(800m)となっています。欧州競馬に習ったスタミナ重視の統計だったのです。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.
昨年のトレヴはフォルスストレートから捲って直線は独走。今年は好位のインで流れに乗って直線で早めの抜け出し。対して、ハープスターはフォルスストレートでインにいたのに、フォルスストレート出口ではブレーキを掛けて、外に出すためにポジションを下げています。しかも、外のゴールドシップのさらに後ろを回っています。このタイムロスが大きく、直線入り口では距離損と合わせて絶望的な位置取りとなってしまいました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.
馬の位置関係は影で見ると一目瞭然
影で見られないアナウンサーは平気で先頭を間違える
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.
図↓は、トレヴとハープスターの取ったコースの違いです。これは純粋に距離の差だけで測ったもので、その差は何と11.9mもあり、タイム差で0.66秒、着差で4馬身の差です。ハープスターにコース取りの無駄がなければトレヴに追い付いていたのです。しかも、一旦下げるというタイムロスは、残り600m画像のゴールドシップ基準で3馬身以上にになります。後ろにいたゴールドシップの後ろに回ったので、タイムロスは0.5秒。このロスがなければ勝っていたのです。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.
トレヴ A 279m=44.3m+93.7m+141m
ハープスター B 390.9m =51.2m+83.7m+13m+143m
ハープスターのロス B-A=+11.9m 0.66秒 4馬身差
インから無理に下げて大外を回すロスより、インから最短距離で馬場の中央を抜ける騎乗が必要だった。世界中から笑いものになったクルーエルな騎乗(Clueless jockey)。狂える騎乗と訳したいくらいです。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
バレーボールのサマーリーグから鹿沼国体予選、それに鹿島神宮(画像)と香取神宮参詣は、トレヴの帽子の色と同じ臙脂でした orz
自分でフラグを立てていたとは orz
昨年の凱旋門賞で、キズナの武騎手はフォルスストレートで動いたトレヴを追いかけて早仕掛け。オルフェーヴルは仕掛けが遅れてキズナに押し込められました。昨年の馬場は少し悪かったのでキズナには不利。今年の馬場でキズナを走らせたら、最後まで伸びが止まらずに勝ったかもしれません。骨折は本当に残念です。
競馬は勝つためのポジョンが決まっていて、スローの上がり勝負なら、前の有力馬から3馬身以内でないと届きません。自分が32秒台の足で上がっても、6馬身前の馬が33秒で走れば絶対に届かないのです。だから、残り600mの時点で前を射程距離に捉えられない騎手は下手なのです。
また、少頭数のシンガリと、多頭数のシンガリを同じだと考えている馬鹿も多い。少頭数だと最後方でも前とのタイム差は1秒程度。多頭数だと2秒にもなるのです。日本人騎手は頭が悪いから、自分の馬が最大能力を発揮しても届かない位置で矯(た)め殺しをする。今回のハープスターとゴールドシップはレースに参加していないと叩かれるのは当然なのです。
馬にストレスが掛かるトレセンと、外厩を認めない厩舎制度と、世襲ばかりの厩務員組合と調教師会と、批判記事を書かないマスゴミという、共産主義の排他的な権益に守られている日本の競馬社会。それが勝てない原因なのだから、早く全面的に外国に開放すべきです。トレセン以外の施設から競馬場に直送できる外厩制度と、調教師と騎手の外国開放は待ったなしです。調教師も騎手も下手すぎて馬が可哀想です。
おまけ クルーエルシー Cruel Sea The Ventures
エフライム工房 平御幸
今年は雨が少なく、日本の高速馬場に近い硬い馬場で行われました。そこに超スローの展開ですから、必然的に上がりの600mは勝ったトレヴで33.84秒。6着のハープスターは33.35秒と最速でした。トレヴとハープスターの着差は4馬身。6馬身で1秒と計算されますから、タイム差は0.7秒。最後の200mに12秒かかった計算でも、あと11.7mハープスターの位置取りが前なら勝っていたのです。
これは机上の空論ではなく、実際にトレヴとハープスターの通ったコースと位置取りを比較して、十分に逆転可能だったと分かるのです。
ロンシャンのコースは難しいと言われますが、川田騎手はまず、坂の手前の楽な位置で離されすぎるミスをしています。スローペースなのだから、坂の手前で追いつき、坂はゆっくりと上り下るのが定石。それを坂の上りで追いついて無駄にエネルギーを消費させています。
次に、最後の直線の前にある幻のストレートと言われるフォルスストレートが難所。強い馬は、ここから仕掛けて、直線入り口では前を完全に射程距離としています。中央競馬は勝ちタイムと同時に最後の3ハロン(600m)の上がりタイムを記録していますが、1992年までのデータでは4ハロン(800m)となっています。欧州競馬に習ったスタミナ重視の統計だったのです。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.

昨年のトレヴはフォルスストレートから捲って直線は独走。今年は好位のインで流れに乗って直線で早めの抜け出し。対して、ハープスターはフォルスストレートでインにいたのに、フォルスストレート出口ではブレーキを掛けて、外に出すためにポジションを下げています。しかも、外のゴールドシップのさらに後ろを回っています。このタイムロスが大きく、直線入り口では距離損と合わせて絶望的な位置取りとなってしまいました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.

馬の位置関係は影で見ると一目瞭然
影で見られないアナウンサーは平気で先頭を間違える
Image may be NSFW.
Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.

図↓は、トレヴとハープスターの取ったコースの違いです。これは純粋に距離の差だけで測ったもので、その差は何と11.9mもあり、タイム差で0.66秒、着差で4馬身の差です。ハープスターにコース取りの無駄がなければトレヴに追い付いていたのです。しかも、一旦下げるというタイムロスは、残り600m画像のゴールドシップ基準で3馬身以上にになります。後ろにいたゴールドシップの後ろに回ったので、タイムロスは0.5秒。このロスがなければ勝っていたのです。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.

トレヴ A 279m=44.3m+93.7m+141m
ハープスター B 390.9m =51.2m+83.7m+13m+143m
ハープスターのロス B-A=+11.9m 0.66秒 4馬身差
インから無理に下げて大外を回すロスより、インから最短距離で馬場の中央を抜ける騎乗が必要だった。世界中から笑いものになったクルーエルな騎乗(Clueless jockey)。狂える騎乗と訳したいくらいです。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

バレーボールのサマーリーグから鹿沼国体予選、それに鹿島神宮(画像)と香取神宮参詣は、トレヴの帽子の色と同じ臙脂でした orz
自分でフラグを立てていたとは orz
昨年の凱旋門賞で、キズナの武騎手はフォルスストレートで動いたトレヴを追いかけて早仕掛け。オルフェーヴルは仕掛けが遅れてキズナに押し込められました。昨年の馬場は少し悪かったのでキズナには不利。今年の馬場でキズナを走らせたら、最後まで伸びが止まらずに勝ったかもしれません。骨折は本当に残念です。
競馬は勝つためのポジョンが決まっていて、スローの上がり勝負なら、前の有力馬から3馬身以内でないと届きません。自分が32秒台の足で上がっても、6馬身前の馬が33秒で走れば絶対に届かないのです。だから、残り600mの時点で前を射程距離に捉えられない騎手は下手なのです。
また、少頭数のシンガリと、多頭数のシンガリを同じだと考えている馬鹿も多い。少頭数だと最後方でも前とのタイム差は1秒程度。多頭数だと2秒にもなるのです。日本人騎手は頭が悪いから、自分の馬が最大能力を発揮しても届かない位置で矯(た)め殺しをする。今回のハープスターとゴールドシップはレースに参加していないと叩かれるのは当然なのです。
馬にストレスが掛かるトレセンと、外厩を認めない厩舎制度と、世襲ばかりの厩務員組合と調教師会と、批判記事を書かないマスゴミという、共産主義の排他的な権益に守られている日本の競馬社会。それが勝てない原因なのだから、早く全面的に外国に開放すべきです。トレセン以外の施設から競馬場に直送できる外厩制度と、調教師と騎手の外国開放は待ったなしです。調教師も騎手も下手すぎて馬が可哀想です。
おまけ クルーエルシー Cruel Sea The Ventures
エフライム工房 平御幸