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Channel: 平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図
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プーチンのえげつなさ

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 プーチンがいなかったら?韓国では、そのように考えているプーチン憎悪が燃え広がっています。韓国選手の金メダルを阻んだのはプーチンの仕業。そう考えるのは当然ですが、プーチンが強権発動した理由は的外れです。

 プーチンはタラソワ先生と仲がよく、バンクーバーで初めて女子シングル金メダリストのコーチになれたはずのタラソワ先生は、韓国のマネー攻勢に願望を阻まれます。そこから、ロシアの強化陣の一人として、真央チャイルドのソトニコワに期待します。真央ちゃんがアデリーナちゃんと呼んだソトニコワは、成長してロシアの一番手になりました。

 ロシア陣営は韓国の汚さを知り尽くしていますから、三本の矢作戦で戦う作戦を立てます。しかし、韓国もすぐに対応策を練ってきました。当時のロシア若手一番手と期待されたトゥクタムィシェワが2013年初頭にサムスンと契約し、韓国に取り込まれる形となりました。韓国を味方にすると滅びるという法則の通り、直後のワールドで10位と惨敗。余談ですが、同じくサムスンと契約したショートトラックの代表タチアナ・ボロドゥリナも、ソチでは予選1組で失格になっています。

 この結果、ロシアは二枠しか取れず、ソトニコワとリプニツカヤと二本の矢で戦う羽目に陥ります。サムスンが後ろに居たのなら、トゥクタムィシェワのワールド惨敗に毒物投与があっても驚きません。韓国はスポンサー気取りでライバルのロシア一番手を潰すことができるのですから。ここで救世主となったのが真央ちゃんなのです。結果的に、真央ちゃんがロシアの三本目の矢となったからです。

 真央ちゃんとリプニツカヤで二本の矢を形成し、韓国マネーは真央下げとリプニツカヤ下げで金を使い、肝心の韓国選手上げに使う分が足らなくなったのです。しかも、プーチンはロシアの金メダルを暗に要求。これで、テクニカルスペシャリストがロシア人。ジャッジにもロシア人が入り、ショートプログラムでリプニツカヤに-3をただ一人付けた韓国ジャッジはフリーで外されてしまいます。

 韓国の誤算は、団体戦でリプニツカヤが叩きだした高得点です。これで、浅田真央さえ下げれば勝てるという計算が狂い、リプニツカヤ下げの資金が必要になった。その財布は韓国選手の高得点を買うための、なけなしの金でした。こうして、ソトニコワはリプニツカヤの影に隠れる形で、密かにロシア一番手の演技に集中できたのです。

 真央ちゃんはショートプログラムが完璧でも2位か3位。フリーでも下げられて3位か4位。韓国は金をばらまく時に、韓国選手の下に浅田真央を置ければ良いとしたのです。ロシアを舐めていましたから、リプニツカヤの団体戦の点数に度肝を抜かれたのです。でも、叩くべき浅田真央は16位に沈んだ。韓国は僕と同じく、215点が優勝ラインと踏んだのです。

 ところが、死んだはずの浅田真央は火の鳥となって復活し、驚くべき演技で高得点を叩き出しました。下位グループには出したくない点を出さざるを得なくなり、これが最終グループのインフレ点数の引き金となったのです。こうなると、215点で勝てるという計算は成り立たなくなりました。基礎点の低い韓国選手には不利な状況になり、加点を限界近くに盛っても基礎点の低さがボトムネックとなる。コストナーの高得点にソトニコワの高得点。守りに入った韓国選手には、ソトニコワを逆転できるパワーは残っていませんでした。

 僕はゴールドを見たあとで、すぐにテレビを消して布団に入りました。しかし気になることがあって、アンプにつないでいた試みのミカエルの配線を外し、スーパーケルビムに繋ぎ変えました。試みのミカエルは横倒しにして。そしてコメントでソトニコワが勝ったことを知り、急いでテレビを見なおしたのです。

 ショートプログラムの登録順が16番目の真央ちゃんは、結果も16位。16という数字は死×死であると同時に、獅子十六で十六菊花紋が連想されます。イエスのユダ族が獅子で象徴され、イエスの死と復活を象る火の鳥の死と復活の儀式。誰が本当の勝者であるか、火の鳥となった真央ちゃんであるのは一目瞭然ですね。

 なお、フェブラリーステークスで16番人気(最低人気)のコパノリッキーが勝ちました。恐るべきシンクロです。

参考 エキシの振付にゴネる韓国選手





そのエキシは韓国が憎悪する旭日旗の上とボッチ




    エフライム工房 平御幸

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