朝日杯はアジアエクスプレスの圧勝。来週の有馬記念のために、芝を例年よりも深くして、引退レースとなるオルフェーヴルが故障しないようにJRAが配慮。これが時計が遅かった理由ですが、ダートでパワーを発揮するアジアエクスプレスに向いた馬場となりました。それでも初芝でG1を勝つのだから凄いです。
アジアエクスプレスは、戦前の弾丸列車として有名な亜細亜号から名前が付けられたそうですが、この馬主さんは持ち馬の2歳馬が7勝4敗と好調で、ベストルーラーとバンドワゴンも2勝目を上げてオープン入りしています。特にエリカ賞を楽勝したバンドワゴンは、父ホワイトマズルと芝の長距離向きなので、クラシックも楽しみです。
さて、厚手の金箔も届いたので、試しに貼ってみました。接着剤はマニキュアでもいいのですが、金箔専用の接着剤を紹介してもらったので使ってみることにしました。薄め液のシンナーがないので、マニキュアのトップコートで薄めました。
最初に金箔を振動板より大きめにカットしておくのですが、試聴会以降に小さいカッターが行方不明で、仕方なく大きなカッターを使いました。やはり途中で引っかかって、皺になった部分もあります。金箔を切るコツは、静電気を発しない重いもので切り口の両端を押さえ、カッターの刃の油は拭き取って、できるだけ刃が新鮮な状態で行います。金箔は専用の紙で挟んであるので、ずれないように紙ごと切ります。
ユニット振動板の表面をアルコールと綿棒で清掃し、マニキュアに付属しているブラシや綿棒で薄めた接着剤を塗布します。接着剤が乾燥しないうちに金箔を乗せるのですが、金箔が厚いので、金箔バサミでなく端を指で持っても大丈夫です。薄い金箔だと指に絡まりますが。
振動板の上に金箔を乗せたら、端の方から小指で軽く抑えて行きます。いきなり中央を押すと金箔が裂けると思います。注意深く指で抑えても、どうしても小さな皺はできるので、これは綿棒で軽く押してやります。この時に、綿棒をスライドさせたり捻ったりすると金箔が裂けるので、本当に軽くトントンと叩くようにします。
最後に接着剤が乾いた頃を見計らって余分な金箔を取り除くのですが、これは爪楊枝を削った小さい刀で行います。注意するのは、振動板の端の外側に刃を当てて、少しずつ金箔を切って行きます。刃先が振動板の内側に少しでも入れば、あっという間に貼った金箔を傷付けることになります。爪楊枝の刃先は、常に振動板の手前で見えているように注意が必要です。
金箔のクズや、ユニットのエッジに張り付いた金箔は、マスキングテープのような接着力が弱いテープを押し当てて取り除きます。セロテープのように接着力が強いものだと、うっかり振動板に貼った金箔に触れたら剥がしてしまうかも。
左から、銀箔、薄い金箔、厚手金箔試作1、厚手金箔本番1、厚手金箔本番2
上は専用接着剤、マニキュアトップコート、金箔を挟む紙、削った爪楊枝
自分でやった経験から、視力が良くて細かい所が見え、接着剤を薄く万遍なく塗れる人には出来る作業だと思いました。自分で金箔をユニットに貼ってみたい人には、金箔ほか一式を提供します。ユニットは50個単位で買ったものなので、少々失敗しても大丈夫です。今回に必要なのは10個だけですから。2個は作ったので、あと8個ですね。
エフライム工房 平御幸
アジアエクスプレスは、戦前の弾丸列車として有名な亜細亜号から名前が付けられたそうですが、この馬主さんは持ち馬の2歳馬が7勝4敗と好調で、ベストルーラーとバンドワゴンも2勝目を上げてオープン入りしています。特にエリカ賞を楽勝したバンドワゴンは、父ホワイトマズルと芝の長距離向きなので、クラシックも楽しみです。
さて、厚手の金箔も届いたので、試しに貼ってみました。接着剤はマニキュアでもいいのですが、金箔専用の接着剤を紹介してもらったので使ってみることにしました。薄め液のシンナーがないので、マニキュアのトップコートで薄めました。
最初に金箔を振動板より大きめにカットしておくのですが、試聴会以降に小さいカッターが行方不明で、仕方なく大きなカッターを使いました。やはり途中で引っかかって、皺になった部分もあります。金箔を切るコツは、静電気を発しない重いもので切り口の両端を押さえ、カッターの刃の油は拭き取って、できるだけ刃が新鮮な状態で行います。金箔は専用の紙で挟んであるので、ずれないように紙ごと切ります。
ユニット振動板の表面をアルコールと綿棒で清掃し、マニキュアに付属しているブラシや綿棒で薄めた接着剤を塗布します。接着剤が乾燥しないうちに金箔を乗せるのですが、金箔が厚いので、金箔バサミでなく端を指で持っても大丈夫です。薄い金箔だと指に絡まりますが。
振動板の上に金箔を乗せたら、端の方から小指で軽く抑えて行きます。いきなり中央を押すと金箔が裂けると思います。注意深く指で抑えても、どうしても小さな皺はできるので、これは綿棒で軽く押してやります。この時に、綿棒をスライドさせたり捻ったりすると金箔が裂けるので、本当に軽くトントンと叩くようにします。
最後に接着剤が乾いた頃を見計らって余分な金箔を取り除くのですが、これは爪楊枝を削った小さい刀で行います。注意するのは、振動板の端の外側に刃を当てて、少しずつ金箔を切って行きます。刃先が振動板の内側に少しでも入れば、あっという間に貼った金箔を傷付けることになります。爪楊枝の刃先は、常に振動板の手前で見えているように注意が必要です。
金箔のクズや、ユニットのエッジに張り付いた金箔は、マスキングテープのような接着力が弱いテープを押し当てて取り除きます。セロテープのように接着力が強いものだと、うっかり振動板に貼った金箔に触れたら剥がしてしまうかも。
左から、銀箔、薄い金箔、厚手金箔試作1、厚手金箔本番1、厚手金箔本番2
上は専用接着剤、マニキュアトップコート、金箔を挟む紙、削った爪楊枝
自分でやった経験から、視力が良くて細かい所が見え、接着剤を薄く万遍なく塗れる人には出来る作業だと思いました。自分で金箔をユニットに貼ってみたい人には、金箔ほか一式を提供します。ユニットは50個単位で買ったものなので、少々失敗しても大丈夫です。今回に必要なのは10個だけですから。2個は作ったので、あと8個ですね。
エフライム工房 平御幸