Quantcast
Channel: 平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2074

DENON PRA-2000 3台目修理~その3 イコライザー基板1

$
0
0
前回の続き (*_*;

まず、真っ黒になっていた電源基板のターミナルのピンを磨きました。洗浄液では落ちないので、目の細かい紙やすりを巻いて、テルマエ・ロマエに出てきた銭湯のベルトマッサージ機のようにスリスリ (^o^)



次に、ヒューズホルダーとシャシーアースも錆びていたので取り外し、銅箔を磨く薬剤を綿棒に浸けてゴシゴシ。シャシーとの間に抵抗があれば発振の元 (つд⊂)ゴシゴシ


ヒューズホルダーの取り付けネジも錆びている


シャシーアースもこんなに錆びている


銅箔脱脂脱錆剤 プリント基板作りで銅箔の脂や錆を取り除く時に使う


丸環の錆取り前


錆取り後


これでもキレイになった方

次はイコライザー(LPレコードの周波数補正回路)基板ですが、電源基板と同じように整流ダイオードの足が錆びてちぎれている (¯―¯٥)




これを10EHA20 SBD 200V/1Aに交換

整流ダイオードをショットキーダイオードに交換。次は安全のために入っているヒューズ抵抗を調べます。ところが、劣化でカラーバーの色もよくわからない。抵抗を測ったら明らかにおかしい。回路図はないお、さあどうする (;´Д`)


R135 16kΩになっていた


R136 26kΩになっていた

仕方ないので、手持ちのもう一台を開けて、抵抗値を計測して確認しました。やはり全く違う39Ωでした (>_<")


金属皮膜抵抗 1/4W 39Ωに交換

このように、回路図がない場合は、実働状態のアンプと比較しながら、電圧値や抵抗値を調べます。アンプ修理は場所を取るので、2台のアンプを開腹状態で置くのは大変です。続く (^_^;)

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2074

Trending Articles