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Channel: 平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図
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ソニー 2SK79使用 窪田式アンプ基板の設計

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前からずっと作りたかった、ソニーの中出力V-FETを2段目に用いる窪田式アンプ。急にやる夫になって基板を設計しています (; ・`ω・´)

この基板はミニアンプのアレンジですが、そもそもソニーの中出力V-FET、2SK79の使用を前提としたものでした。


2SK79 ヘッドホンアンプ
逆走アンプではなく正相アンプ ( ゚д゚ )彡そう!

V-FETは三極管の特性をしていると言われますが、電源電圧変動に弱いという特徴があります。電源電圧が変化すると、ドレイン電流も変化する。MOS-FETは電源電圧の変化で極端に電流値が変わることはない。要するに、V-FETを2段目に用いるということは、2段目までを定電圧電源化しないと不安定になる。


窪田氏によるソニーの中出力V-FET、2SK79の特性図
MOS-FETだと真横に伸びる線が縦に伸びている

このアンプの音は、日立のHMA-8500を改造したもので何度か披露しています。高域がキレキレでよく伸び、特にムターの弾くベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲が絶品。すすり泣くような繊細な音色は、秋の夜長にピッタリ (;^ω^)

ということで、作りかけの基板を掲載します。三端子レギュレータを実装する窪田式そのままです。改造アンプは贅沢なオールFET定電圧電源なので見劣りしますが、作りやすいというメリットがあります (*>_<*)ノ


基板の写真の上にIllustratorでパーツを置いたもの
ガラスエポキシ基板でエッチングする予定
窪田式アンプのケースに収まる
三段構成なのでパーツも少ない
アースはジャンパー線で

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