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Channel: 平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図
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板取りのチュートリアルをアップしました (゜O゜;

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スピーカー設計のコツ 板取り編
https://youtu.be/qCkzNZjSjxo

SNSで読者が設計しているスピーカーは、カットを東急ハンズで断られるレベル。板取りの基本がわかっていない orz

板取りには幾つかの決め事があります。

1. 板取り図には板の厚さを t= mm と書き込む
2. ノコ刃は3mmとして計算する
3. 精度は1mm単位まで、0.5mmは受け付けない
4. 斜めカットも角度の決まりがある
5. 円や四角の穴開けは位置を正確に、板のセンターとか指示
6. ベニヤ板は1820mm×910mmをカットするので300mm×910mmなどになる
7. 棚板は厚さが14mmや13mmがあるので注意

板取りの工夫としては、できるだけカット数が少なくなるように考える。しかし、カットしやすいほうが良い。
同じ幅でカットして貰う場合、できるだけ同一工程でカットできるように工夫する。
なぜなら、縦横混在だと刃の再調整が強いられ、微妙に寸法が違ってしまうから。

ここからは実技編 (@@;)

板取り図は余計な縁取りはつけない。
寸法が厳密でなくても良い場合は「残り」とする。
不要な部分は斜線で指示する(残りと間違われないように)。
スピーカー端子などの細かい部分は別に拡大図を添える。

直線を引く板取りはIllustratorではなくPhoto Studio 5.5が断然早くて楽 (;・∀・)

Illustratorは、作業の保存と、JpegやPingなどのデータの書き出しが異なる。
Illustratorは、書き出した画像に余白がつかないので四角ツールなどで余白は予め作っておく。
Illustratorは、配置した画像を別のに置き換えることもできる。
Illustratorは、別の作業で作ったオブジェクトをコピペで利用できる。
その場合は拡大率とか違ってしまうから、拡大縮小のときに小数点以下まで指定する。

以上、ウリの作ったai.ファイルとPhoto Studioで作ったベニヤ板のテンプレを送るので鋭意設計するように (^ω^)

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