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Channel: 平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図
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日立リヴァーレに欠けているもの

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連敗のドツボから抜け出せない日立リヴァーレ。とうとうデュースでも連続でセットを落とす勝負弱さに陥っています。この勝負弱さの原因は何か?

それは東レ戦の一枚の画像で分かります (;´Д`)



この画像は東レにストレートで負ける寸前のシーン。この直前、日立はリベロの小池選手が相手サーブを真上に上げ、それを守備固めの齋藤選手が一人お見合いしてロスト。監督がたまらずタイムアウト。タイム明けに気丈に笑顔を作る佐藤美弥セッターと背後霊のように恐ろしい東レの黒後選手という構図 ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

この黒後選手の目が、前に言ったように毒蛇のように見える。半分は褒め言葉ですけど。

イエスの言葉に、「鳩のように素直で蛇のように賢く」というものがあります。サタンは毒蛇、絶対神イエスも蛇で象徴されますが、サタンに属す毒蛇は狡猾で悪賢い。普通の人では毒蛇の狡猾さに勝てない。

日立リヴァーレの選手は純粋で素直だけど、それだけでは無防備の鳩にすぎない。容易に毒蛇に食べられてしまう。鳥でも鷲や鷹なら毒蛇を足で蹴り潰して食べてしまいますが、鳩では無理 (~_~;)

黒後選手のように、相手の弱点を冷徹に見る事は大切ですが、日立の選手がそれをやったら魅力がなくなる。陰気臭く、辛気臭いバレーボールはつまらない。東レのセッターに5点も6点も取られても、それを糧に守備を鍛える前向きさが必要。前向きさを失わない限り、足りない運も足りるようになってきます。

それにしても、東レの堀川選手が怪我している右手を握りしめてブロックに跳び、怪我の功名で渡邊選手のブロックタッチ狙いが空振りに終わったシーン。1点の重みがよく分かりました。日立に足らないのは、1点の重みを守備でも攻撃でも具体化する集中力なのです。


1セット目 東レ20-日立21となる東レのチャレンジの場面
これが東レが8点差を逆転する貴重な点となる

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