何とか動作するまでになりました。というのも、回路が根本的に間違っていたからです (;´Д`)
選別対象のMOS-FETに、実動作時に近い10mAを強制的に流し、その時のゲート電圧を測定して分類する。たったこれだけですが、10mAを強制的に流しの部分が結構大変なのです。10mAの定電流ダイオードを使うとか、トランジスタやFETによる定電流回路にするとか色々ありますが、問題はそこではなく順序。
普通に考えると、まず10mAの電流を作り、その次に測定対象のFETに電流を流すという順番が自然です。でも、これが全く逆なのです。測定対象を先にして後ろに定電流回路にしないと動作しない。動作しても10mAで安定しないで8mAとかになる (TT)
何故こうなったのかというと、不必要にプラス側とマイナス側の正負電源にしたからです。ミニアンプのバーチャルグラウンドで24Vを±12Vに分圧する電源。これが、負荷がかかるとバランスを崩して片方に偏ってしまうのです。
定電流ダイオードを使った試作
裏にはヒューズソケットも
最初は定電流ダイオードのシンプルな構成で試したのですが、プラスマイナスの変動が大きすぎて使えない。そこで中国製の怪しいFETでIDSSが10mAに近いものを使って定電流回路にしました。これだと、測定するのと反対側の電極のソケットに1kΩを差し込んで、その両端電圧が10Vなら10mA流れる。電流値監視つき (;^ω^)
どうやら大丈夫そうなので、若松通商で買った日立の2SJ78を測定してみました。だいたい1.1V前後で特に選別の必要がないほど。あとは、コンプリになる2SK215を入手して、同じくらいのゲート電圧になってくれればコンプリの出来上がり (^^)
測定中。左のテスターからゲート電圧、1kΩの両端電圧
1kΩの両端電圧が10Vなら10mA流れているという計算
ということで、誰も作らないでしょうけど、今回の間違った回路と、おそらくは正しいであろう回路の図を載せておきます。FETの電源側はドレインと呼ばれていますが、これは排出口という意味で意味が間逆です。アメリカなどでは、日本と逆に教えていてマイナスからプラスに電気が流れる。実際、選別器の回路もアメリカ式で考えられているのです。
こちらが間違い orz
こちらが正しいはず
P1とP2間の電圧を測るとゲート-ソース間電圧が分かる
選別対象のMOS-FETに、実動作時に近い10mAを強制的に流し、その時のゲート電圧を測定して分類する。たったこれだけですが、10mAを強制的に流しの部分が結構大変なのです。10mAの定電流ダイオードを使うとか、トランジスタやFETによる定電流回路にするとか色々ありますが、問題はそこではなく順序。
普通に考えると、まず10mAの電流を作り、その次に測定対象のFETに電流を流すという順番が自然です。でも、これが全く逆なのです。測定対象を先にして後ろに定電流回路にしないと動作しない。動作しても10mAで安定しないで8mAとかになる (TT)
何故こうなったのかというと、不必要にプラス側とマイナス側の正負電源にしたからです。ミニアンプのバーチャルグラウンドで24Vを±12Vに分圧する電源。これが、負荷がかかるとバランスを崩して片方に偏ってしまうのです。
定電流ダイオードを使った試作
裏にはヒューズソケットも
最初は定電流ダイオードのシンプルな構成で試したのですが、プラスマイナスの変動が大きすぎて使えない。そこで中国製の怪しいFETでIDSSが10mAに近いものを使って定電流回路にしました。これだと、測定するのと反対側の電極のソケットに1kΩを差し込んで、その両端電圧が10Vなら10mA流れる。電流値監視つき (;^ω^)
どうやら大丈夫そうなので、若松通商で買った日立の2SJ78を測定してみました。だいたい1.1V前後で特に選別の必要がないほど。あとは、コンプリになる2SK215を入手して、同じくらいのゲート電圧になってくれればコンプリの出来上がり (^^)
測定中。左のテスターからゲート電圧、1kΩの両端電圧
1kΩの両端電圧が10Vなら10mA流れているという計算
ということで、誰も作らないでしょうけど、今回の間違った回路と、おそらくは正しいであろう回路の図を載せておきます。FETの電源側はドレインと呼ばれていますが、これは排出口という意味で意味が間逆です。アメリカなどでは、日本と逆に教えていてマイナスからプラスに電気が流れる。実際、選別器の回路もアメリカ式で考えられているのです。
こちらが間違い orz
こちらが正しいはず
P1とP2間の電圧を測るとゲート-ソース間電圧が分かる