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Channel: 平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図
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大アンプのケースデザイン完了

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ようやく、一番大変な作業が終わりました (=o=;)

インダストリアル・デザインとは工業デザインを指します。家電品でも自動車でも、工業製品の終点はパッケージングです。ポスター等のグラフィックデザインは2次元ですが、インダストリアル・デザインは3次元の立体で考えなくてはなりません。

デザインに合わせてパーツを外注すれば、デザインの自由度は増しますが、それではコストがかかる。あり合せのパーツを使ってコストを下げ、作りやすさと操作性と機能美を追求するのは大変な作業となります。あり合せの事をお仕着せというくらいですから (^_^;)

パーツはアメリカのインチ規格と、JISなどのメートル法の規格が混在しています。今回使う電源スイッチはインチ規格で、12/32インチの取り付け穴を必要とします。カタログを見ないで寸法を測ると12mm径ですが、実際には11.9mmと誤差があります。穴ならまだましですが、タップを切ってネジ部分のピッチが合わないと悲惨なことになります。

タカチのケースは、図面を書いて見積もりしてもらうわけですが、その時に加工は無理とか言われることがあります。工作機械の精度もありますが、加工には工程が大切なので、工程を無視してのデザインは出来ないのです。

ケースの中にサブパネルを設けて、ネジやナットが表から見えないデザインにするのはアンプの常識です。でも、メーカーではない個人やグループにはコストが高くつく。そこで、サブパネルを諦めて、パネルに直接取り付け、ボロ隠しにアクリルパネルで覆う。アクリルパネルを使うと品が良くて美しい仕上がりになります。今回は、日立リヴァーレのパープルを使うことにしました (;^ω^)


直径30mmから40mmのツマミが付く
中央の電源スイッチは蛍石や翡翠などの宝石にしたい (^ω^)

最近はあまり言いませんが、アホな人をパープリンと表現したのは漫画家の小島よしのり氏だとか。昔から、紫と黄色の配色は危ない色とされ、特に色情狂の好む色として知られています。だから、パープルがパープリンの語源なら秀逸だったかも。パーとプリンの合成なら何それですけど。

以前に書きましたが、日立リヴァーレの場合は、桓武平氏流三浦氏の家紋として知られる黄紫紅(きむらご)で由緒正しいのです。

黄色と紫は補色関係にありますが、よく考えて見れば、江戸時代の遊女が黄色い行灯の明かりの下で紫色の着物を着て男の欲情をそそったのが、黄色と紫が色情色として定着した原因ではないのか?ちなみに、赤と紫の配色は生理の人が着る色。色の世界は複雑怪奇なのです ^_^;

17日追加
何と古い記事が3位にランクインしたのでリンク貼ります (^ω^)



呪いのペンタゴン~平昌五輪スタジアム
http://blog.goo.ne.jp/efraym/e/f53e02717143f775998626b051aa870a?fm=entry_awp

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