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Channel: 平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図
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窪田式アンプ改の電源の制作~その2

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昨日の続きです。今回は、トランスと整流回路を仮組してみました (;^ω^)

見ての通りのバラックですが、これには理由があるのです。というのも、使用するトロイダルトランスの注意書き(とは言っても他機種ですが)に、「トランスを固定する太いボルトとアンプの金属ケースが接触しないように」とあるからです。わかりにくいですが、中心のボルトと四角いフレームは接触しているので、このフレームを含めてケースから絶縁しないといけない。



このような理由で、木の板に固定したほうが安全なのです。


バラックの全体


実際に使用するメガネソケットとトランスの1次側の2本の結線


メガネソケットからヒューズホルダーへの配線


ヒューズが見つからなかったので、短絡して測定しているところ
ちゃんと±35.4Vが出ている

このように、仮組みしてのテストは成功。計算より1V高く出ていますが、これは整流ダイオードの効率が良いためです。古い製品と違って、最近のものはロスが少ないですね (;・∀・)

トランスの2次側は3本で、黄色がアースになります。ブロックコンデンサーの中点に接続します。僕の感覚だと、アースは色分け時にグリーンなので、ここは注意が必要です。黒と緑はどちらも交流入力に接続するのでどちらでも良いのですが、深く考えないで画像のようにしました。

仮組みでの注意として、基板を固定する両面テープ式のテペットは、実に剥がれやすいので、ネジやドリルに絡まってきます。ネジ止めではなく両面テープが推奨。ヒューズホルダー固定用の1個しか送ってませんが、このテスト段階だと基板裏を梱包用の剥がれやすい緑のテープで覆い、適当に固定するだけでテストできます。必要な人は購入してください。

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