バレーボールでサーブを受けることをレセプション(reception)と言います。またはキャッチ(catch)。レセプションは歓迎とか出迎えとかの、礼儀正しい行為を表します。でも、これが守備の下手さの原因となります。
何故かと言うと、バレーボールのサーブは今や恐ろしい物。エンド席で見ていると分りますが、ボール一個分は楽に変化するし、手元で浮き上がったり沈んだり、とても礼儀正しいとは言えません。素行不良のボールは歓迎できませんから (^_^;)
野球でも、ボール1個の変化はとても怖いものです。受け損なうと親指を脱臼するし、打つ場合でも下手すれば自分の顔に打球が飛んでしまう。バレーボール1個分も手元で変化すると魔球に近くなる。バレーボールは速度が遅いけど、サーブの距離は野球のマウンドとホームベースと同じだから感覚的な変化率は同じくらいではないか。
キャッチボールをしていて、たまに顔にぶつかることがあります。ボールが大きく変化したからではなくて、ボールを真正面から見てしまった時に起こります。
地球に衝突する隕石だって、観察者の真正面から飛んでくると軌跡(軌道)が分からないから逃げ遅れる。バレーボールのサーブレシーブでも、ボールを正面から見ると軌跡=コースが分からなくなってキャッチし損なう。伸びてくるボールが受けにくいのは、正面から来るので軌跡が分からなくなるからです。胸近くではアンダーハンドかオーバーハンドかの判断が遅れるし、目の高さだと軌跡が分からなくなる。
野球の野手は、飛んでくるボールやゴロのボールを真正面から避けて捕球します。捕るときは正面でも、コースに入るときはやや斜めから入るのです。斜めから入ることでコース変化が見えやすくなる。
日立リヴァーレのリベロの齋藤加奈子選手は、練習の時から正面のボールは受け損ないますが、体の横の強烈なボールには反応してセッターに返しています。これは、正面から見ないことの優位性によるものなのです。むしろ、正面から受けてちゃんと返す佐藤あり紗さんが特殊なのです。もしかして、微妙に斜めに見ているのかもしれませんが (@_@;)
レシーブの下手な人は
1.肘を固定してしまい動きが悪くなる
2.内股や腰高でフットワーク(カニ走り)が悪い
3.生真面目にボールを真正面から受けてしまう
4.下手なのを意識しすぎて弱気になっている
5.両足が揃い、重心が両足に均等にかかってしまう=出足がつかない
のいずれかだと思います。サーブレシーブはレセプションではなくて、猫がネズミを捕まえるような獰猛な積極性が必要。受け取るという意味のレシーブですらなくて、捕獲という意味のキャプチャー(capture)とか、適当な言葉をジャクソン選手から教わりましょう (^o^;)
バレーボールは長身で横幅の広い選手を揃えただけで、自分のチームのサーブ軌道を隠すことが出来る。故意に隠すのは禁止されてますが、巨体で自然に隠れるのは合法。コート上では観客席から見るよりはるかに見えにくいはずです。猫なみの反射神経とフットワークがあればいいのですが、人類に出来ることは力を抜いて反応を早くする努力だけ。力んだり硬くならないように気持ちをコントロールする訓練も必要だと思います。
参考 野球の内野手の練習
【守備講座④】速いゴロの捕り方!これを見ればボールは怖くない!守備練習
https://www.youtube.com/watch?v=Cf1VSDc90xo
信じられない速さのゴロさばき!社会人ドラフト候補の【超】内野守備講座&練習法
https://www.youtube.com/watch?v=XWrTA2TEUcw
【プロ技道場】宮本慎也師匠 捕球へのアプローチ編
https://www.youtube.com/watch?v=5fJVhGekjsk
何故かと言うと、バレーボールのサーブは今や恐ろしい物。エンド席で見ていると分りますが、ボール一個分は楽に変化するし、手元で浮き上がったり沈んだり、とても礼儀正しいとは言えません。素行不良のボールは歓迎できませんから (^_^;)
野球でも、ボール1個の変化はとても怖いものです。受け損なうと親指を脱臼するし、打つ場合でも下手すれば自分の顔に打球が飛んでしまう。バレーボール1個分も手元で変化すると魔球に近くなる。バレーボールは速度が遅いけど、サーブの距離は野球のマウンドとホームベースと同じだから感覚的な変化率は同じくらいではないか。
キャッチボールをしていて、たまに顔にぶつかることがあります。ボールが大きく変化したからではなくて、ボールを真正面から見てしまった時に起こります。
地球に衝突する隕石だって、観察者の真正面から飛んでくると軌跡(軌道)が分からないから逃げ遅れる。バレーボールのサーブレシーブでも、ボールを正面から見ると軌跡=コースが分からなくなってキャッチし損なう。伸びてくるボールが受けにくいのは、正面から来るので軌跡が分からなくなるからです。胸近くではアンダーハンドかオーバーハンドかの判断が遅れるし、目の高さだと軌跡が分からなくなる。
野球の野手は、飛んでくるボールやゴロのボールを真正面から避けて捕球します。捕るときは正面でも、コースに入るときはやや斜めから入るのです。斜めから入ることでコース変化が見えやすくなる。
日立リヴァーレのリベロの齋藤加奈子選手は、練習の時から正面のボールは受け損ないますが、体の横の強烈なボールには反応してセッターに返しています。これは、正面から見ないことの優位性によるものなのです。むしろ、正面から受けてちゃんと返す佐藤あり紗さんが特殊なのです。もしかして、微妙に斜めに見ているのかもしれませんが (@_@;)
レシーブの下手な人は
1.肘を固定してしまい動きが悪くなる
2.内股や腰高でフットワーク(カニ走り)が悪い
3.生真面目にボールを真正面から受けてしまう
4.下手なのを意識しすぎて弱気になっている
5.両足が揃い、重心が両足に均等にかかってしまう=出足がつかない
のいずれかだと思います。サーブレシーブはレセプションではなくて、猫がネズミを捕まえるような獰猛な積極性が必要。受け取るという意味のレシーブですらなくて、捕獲という意味のキャプチャー(capture)とか、適当な言葉をジャクソン選手から教わりましょう (^o^;)
バレーボールは長身で横幅の広い選手を揃えただけで、自分のチームのサーブ軌道を隠すことが出来る。故意に隠すのは禁止されてますが、巨体で自然に隠れるのは合法。コート上では観客席から見るよりはるかに見えにくいはずです。猫なみの反射神経とフットワークがあればいいのですが、人類に出来ることは力を抜いて反応を早くする努力だけ。力んだり硬くならないように気持ちをコントロールする訓練も必要だと思います。
参考 野球の内野手の練習
【守備講座④】速いゴロの捕り方!これを見ればボールは怖くない!守備練習
https://www.youtube.com/watch?v=Cf1VSDc90xo
信じられない速さのゴロさばき!社会人ドラフト候補の【超】内野守備講座&練習法
https://www.youtube.com/watch?v=XWrTA2TEUcw
【プロ技道場】宮本慎也師匠 捕球へのアプローチ編
https://www.youtube.com/watch?v=5fJVhGekjsk