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Channel: 平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図
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ノンカットオフ回路検証基板の設計

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日立 HMA-9500Ⅱの修理再開→ノンカットオフ回路モデュール制作→自作アンプに応用したくなる→動作検証基板の設計→他機種と回路比べる→弟分のHMA-8500と違う Σ(゚д゚lll)ガーン

→検索すると、もっと弟のHA-4700にも回路使われている→外国の動画で回路図発見 (^◇^)→スゲー単純化されてるし←今ここ (;´Д`)

と横道に逸れまくって、肝心の修理が進まない orz

ということで、少し説明。ノンカットオフ回路とは、プラス側のトランジスタとマイナス側のトランジスタの継ぎ目を無くすもので、スイッチング歪やクロスオーバー歪が小さくなって音が良くなるとされる回路です。ただし、メーカー品はローコストになるほど音が悪くなるように作られているので、余り恩恵はないような。だって、ローコストで音が良かったら上級機の存在価値がなくなるでしょう。AKBだって、同じブスをメイクで差別化してランクしてるだけ (^_^;)

ノンカットオフ回路とは、音楽信号の変化にバイアス値を同期させて上げ下げさせる回路で。検出回路とノンカットオフ回路で構成されます。HMA9500Ⅱの場合は、HMA9500にノンカットオフ回路を乗せたもので、メイン基板はドライバー段を増やす程度の変更で済ませています。

しかし、弟分のHMA-8500は新規設計で、モデュール部分も最初から基板に構成されています。ところが、HMA9500Ⅱのモデュールと配線が違う。たった2ヶ所ですが、これが回路図の間違いなのか、このままで良いのか分かりません。8500のジャンク基板があるので調べれば良いのですが、腐海を探すのも大変 ^_^;

取り敢えず、それぞれの違いを画像にしてあります。自分用のメモです。実験基板が成功したら、読者に作ってもらうのもいいかも (;・∀・)


HMA-8500回路図からノンカットオフ回路を抽出したもの


HMA9500Ⅱモデュールと同じ配線にしたもの


HA-4700の場合


設計中のパターン
パーツの定数は変更される


このモデュールが上の基板の中央に入る


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