明日は77回めとなる桜花賞。ファンディーナは次週の皐月賞に挑戦するので、2才牝馬チャンプのソウルスターリングが圧倒的な一番人気。前走のトライアルも含めて、阪神1600mばかり続いているのでコース慣れもしています。問題は外枠と渋りそうな馬場と輸送と気温。
ソウルスターリングは父が無敗の怪物フランケルですが、世界最高レートの140を獲得したフランケルは、重いイギリスの馬場でも瞬発力を兼ね備えていました。フランケルの父ガリレオは英ダービー馬で、スタミナ勝負になった昨年の凱旋門賞を独占したように、この血統(サドラーズウェルズ系)は日本の軽い馬場向きではありません。
しかし、同じサドラーズウェルズ系のロゴタイプが皐月賞や安田記念を勝っているように、サドラーズウェルズ系の底力は侮れません。サドラーズウェルズ系としては、オペラハウスの子のメイショウサムソンやテイエムオペラオーも天皇賞春を勝つなどチャンピオンクラスでした。
フランケルは父ガリレオの産駒としては珍しいマイラーで、モーリスと同じように2400mは未経験。ソウルスターリングの母スタセリタ(Stacelita)は2400mの仏G1、ヴェルメイユ賞を勝っています(1着入線のダーレミが降着)が、凱旋門賞ではシーザスターズの7着に負けています。この時に乗っていたのはルメール騎手で、奇しくも母娘のG1勝利騎手となっています。
ソウルスターリングの評価は難しいです。桜花賞を制してオークスもと行くかどうか。先行して押し切るという母に似たタイプなので、やはり2000mを超えると心配。桜花賞の1600mはピッタリですが、初の外枠に鈍りそうな馬場。おそらく、JRAは雨予報を信じて、雨でも悪化の少ない外枠に入れたのだと思います。でも、想定よりも雨量が少なそうで、外枠に泣くかもしれません。
ソウルスターリングは関東馬で輸送も経験済みですが、これも想定外の気温上昇。馬体重が大幅減ならバテる可能性もあります。そこで浮上するのは、キタサンブラックと同じブラックタイド産駒のライジングリーズン。こちらは内枠で有利。
トライアルのフィリーズレビューを勝ったカラクレナイは、先に書いたロゴタイプ産駒。こちらは、祖母レットチリペッパーからベストは1400mで今回は少し長いかも。ただ、レットチリペッパーの父も米で大ブレイク中のアンブライドルド。ドバイワールドカップを楽勝したアロゲートもアンブライドルドの孫。一昨年の米3冠馬アメリカンファラオもアンブライドルド系と活気があります。
東京のクイーンカップ勝ち馬のアドマイヤミヤビは、やはりローテーションと初コースがマイナス。あとは、名前からゴールドケープに期待。父ワークフォースは種牡馬失敗扱いされていますが、泥んこの凱旋門賞でナカヤマフェスタをギリ凌いだ勝負強さと、母がジュエルオブナイルで古代史的に無視できません (;^ω^)
ということで、サドラーズウェルズ系のソウルスターリングとカラクレナイ本線に、ライジングリーズンとゴールドケープとアドマイヤミヤビまで。
なお、欧州が圧倒的に強かった競馬界で、アメリカが台頭した裏に、アメリカンダミーという闇の背景があるとか→こことかここ。アメリカンダミーは、サラブレッドではないクォーターホースを違法的に配合したもので、血統表も改竄されていることになります。本当でしょうか?
ソウルスターリングは父が無敗の怪物フランケルですが、世界最高レートの140を獲得したフランケルは、重いイギリスの馬場でも瞬発力を兼ね備えていました。フランケルの父ガリレオは英ダービー馬で、スタミナ勝負になった昨年の凱旋門賞を独占したように、この血統(サドラーズウェルズ系)は日本の軽い馬場向きではありません。
しかし、同じサドラーズウェルズ系のロゴタイプが皐月賞や安田記念を勝っているように、サドラーズウェルズ系の底力は侮れません。サドラーズウェルズ系としては、オペラハウスの子のメイショウサムソンやテイエムオペラオーも天皇賞春を勝つなどチャンピオンクラスでした。
フランケルは父ガリレオの産駒としては珍しいマイラーで、モーリスと同じように2400mは未経験。ソウルスターリングの母スタセリタ(Stacelita)は2400mの仏G1、ヴェルメイユ賞を勝っています(1着入線のダーレミが降着)が、凱旋門賞ではシーザスターズの7着に負けています。この時に乗っていたのはルメール騎手で、奇しくも母娘のG1勝利騎手となっています。
ソウルスターリングの評価は難しいです。桜花賞を制してオークスもと行くかどうか。先行して押し切るという母に似たタイプなので、やはり2000mを超えると心配。桜花賞の1600mはピッタリですが、初の外枠に鈍りそうな馬場。おそらく、JRAは雨予報を信じて、雨でも悪化の少ない外枠に入れたのだと思います。でも、想定よりも雨量が少なそうで、外枠に泣くかもしれません。
ソウルスターリングは関東馬で輸送も経験済みですが、これも想定外の気温上昇。馬体重が大幅減ならバテる可能性もあります。そこで浮上するのは、キタサンブラックと同じブラックタイド産駒のライジングリーズン。こちらは内枠で有利。
トライアルのフィリーズレビューを勝ったカラクレナイは、先に書いたロゴタイプ産駒。こちらは、祖母レットチリペッパーからベストは1400mで今回は少し長いかも。ただ、レットチリペッパーの父も米で大ブレイク中のアンブライドルド。ドバイワールドカップを楽勝したアロゲートもアンブライドルドの孫。一昨年の米3冠馬アメリカンファラオもアンブライドルド系と活気があります。
東京のクイーンカップ勝ち馬のアドマイヤミヤビは、やはりローテーションと初コースがマイナス。あとは、名前からゴールドケープに期待。父ワークフォースは種牡馬失敗扱いされていますが、泥んこの凱旋門賞でナカヤマフェスタをギリ凌いだ勝負強さと、母がジュエルオブナイルで古代史的に無視できません (;^ω^)
ということで、サドラーズウェルズ系のソウルスターリングとカラクレナイ本線に、ライジングリーズンとゴールドケープとアドマイヤミヤビまで。
なお、欧州が圧倒的に強かった競馬界で、アメリカが台頭した裏に、アメリカンダミーという闇の背景があるとか→こことかここ。アメリカンダミーは、サラブレッドではないクォーターホースを違法的に配合したもので、血統表も改竄されていることになります。本当でしょうか?